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シドニー外為・債券市場=豪ドル・NZドル小幅高、FRB議長講演控え警戒も

[シドニー 26日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では豪ドルとニュージーランドドル(NZドル)が小幅に上昇。米中通商合意を巡る進展を受け、リスク地合いが改善している。ただ、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控え、慎重ムードも漂っている。

豪ドル/米ドルは小幅高の0.7197米ドル。オーバーナイトでは約0.5%上昇していた。

豪ドルは3月に18年ぶりの安値となる0.5510米ドルを付けて以降、力強く反発しており、4月以降は月間ベースでの上昇が続いている。8月も月間で上昇する見通し。

オーストラリアは、新型コロナウイルスの感染拡大をおおむね抑制し、予想よりも早期に経済を再開。懸念されていたほど深刻な影響を受けていないことや、コモディティー(商品)価格の上昇などが豪ドルを支援している。

米中高官が通商合意の「第1段階」を履行する決意を再確認したことも支援材料となった。

ウエスタン・ユニオン・ビジネス・ソリューションズの通貨ストラテジスト、スティーブン・ドーリー氏は「第1段階通商合意の履行状況を点検する協議は米中間の緊張が高まる中、延期になっていた。電話会談が行われ、双方がさらなる進展に前向きであることが分かり、地合いが改善した」と語った。

NZドルの対米ドル相場は0.1%高の0.6555米ドル。オーバーナイトでは0.3%上昇していた。

今週は27日にFRBのパウエル議長が、カンザスシティー地区連銀開催の年次経済シンポジウムで講演する予定で、市場の注目材料となっている。

ドーリー氏は「インフレ目標の見直しが発表される可能性がある」と指摘。「FRBはインフレ率押し上げに向け、より長期間、米経済の『過熱』を容認する可能性があり、そうなれば長期的な米株高や豪ドル高につながるとみられる」と述べた。

豪債先物は下落。3年物は1.5ティック安の99.685、10年物は5.5ティック安の99.04。

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