[東京 26日 ロイター] -
<13:54> ドル106円前半に下落、ユーロ/円の反動安のあおりで
ドルは106.39円付近。ユーロ/円は125.68円と今日の安値。
前日大幅高となったユーロ/円が、急上昇の反動から下落し、そのあおりを受けてドル/円も小幅に下落している。
「クロス円はドル/円に比べてフットワークが軽いので、1、2円程度はすぐに変動する。きょうはユーロ/円の反動安がドル/円の足を引っ張っている」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。
ユーロ/円は前日、東京市場の安値124.95円から海外市場では126.02円まで買い進まれた。対ドルでは1.17845ドルから1.18435ドルまで上昇した。
ドイツの国内総生産(GDP)改定値が上方修正されたことや、ドイツのIFO経済研究所が発表した8月の業況指数が92.6と予想を上回り、製造業とサービス業の双方で改善がみられたことなどがユーロ高の背景。
<12:05> 正午のドルは106円前半、円安一服
正午のドルは前日NY市場終盤と変わらずの106円前半。アジア株が伸び悩む中、海外市場で進んだ円安は一服となった。
ドルは仲値にかけて一時買われたものの、結局106円前半から半ばの狭いレンジ内で推移。ユーロも125円台へ反落した。豪ドルは1カ月ぶり高値圏で再び足踏み。市場では午後も小動きが続く可能性を指摘する声が出ていた。
<09:37> 豪ドル76円後半、3度目の上抜け挑戦 日豪金利差にも関心
豪ドルが堅調。前日日中の75円半ばを底にじり高展開が続き、現在は76円後半と7月22日以来、1カ月ぶりの高値圏で取引されている。
豪ドルの76円台は、新型コロナ発生前から幾度も上限となった水準。今年も3月の急落とその後の急反発を経て、6月と7月に2度、上抜けを試したが失敗した。
次第に参加者の間で同水準は当面のレンジ上限との見方が浸透、上値での戻り売りは活発だという。しかしワクチンへの期待、止まらない株高などから、今回は三度目の正直で突破するとの期待も高まってきた。
「豪中銀がしばらく金融政策を変更する可能性は低く、日本との金利差が縮小するリスクは小さい」(外銀)として、日本勢の買いに期待する声も出ている。
<08:05> ドル105.70─106.70円の見通し、FRBの新経済予測に注目
きょうの予想レンジはドル/円が105.70―106.70円、ユーロ/ドルが1.1800─1.1880ドル、ユーロ/円が125.70―126.50円付近。
海外市場は米国株の最高値更新を背景に、ドルと円がともに下落。クロス円が上昇する一方、ドル/円は売買の交錯が続いた。
リスクオンムード醸成の一因に米中対立の緩和期待を挙げる声もあるが、実態は27日の米連邦準備理事会(FRB)議長講演前の持ち高調整が影響しているとの指摘も少なくない。「9月FOMCは新たに2023年の経済予測を提示する場。講演はそのヒントになる」(都銀)ためだ。
アジア株高が続けばドルと円が弱含む流れは変わりなさそうだが、調整売買が主導していれば、大きな流れにはなりづらいという。
全スポットレート(ロイターデータ)
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