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ニュージーランドのモスク銃乱射被告、仮釈放のない終身刑に

 8月27日、ニュージーランドの主要都市クライストチャーチにある2つのモスクで2019年に男が銃を乱射し、51人が死亡した事件で、同国の裁判所は27日、実行犯のオーストラリア国籍のブレントン・タラント被告(29、写真)に仮釈放のない終身刑を言い渡した。8月27日、クライストチャートの裁判所で撮影(2020年 代表撮影)

[ウェリントン 27日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)の主要都市クライストチャーチにある2つのモスクで2019年に男が銃を乱射し、51人が死亡した事件で、同国の裁判所は27日、実行犯のオーストラリア国籍のブレントン・タラント被告(29)に仮釈放のない終身刑を言い渡した。

仮釈放を認めない終身刑の判決が出されたのは同国で初めて。

同被告は51件の殺人罪、40件の殺人未遂罪、1件のテロ行為罪をすべて認めた。判決が言い渡されても無表情を保った。

判事は判決を読み上げる際、今回の犯罪は「あまりにも邪悪で、死ぬまで収容されても十分な罰と非難が与えられたことにはならない」と指摘。被告には犠牲者の心情を察する姿勢が全くないとした。

アーダーンNZ首相はタラント被告が決して釈放されないことに安心感を得たと述べ、事件の「トラウマは簡単には癒えないが、事件を起こしたテロリストの名前を聞いたり語る必要があるのは今日が最後だと願う。一生涯を完全なる沈黙で過ごして当然だ」とした。

同国でこれまでに科された最高刑期は、2001年に3人を殺害した殺人犯に言い渡された、仮釈放のない30年の禁錮刑だった。

*内容を追加しました。

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