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安倍首相辞意こうみる:市場の初期反応大きいが、政策は大幅に変わらず=バンカメ 大崎氏

[東京 28日 ロイター] -

<バンク・オブ・アメリカ チーフ金利ストラテジスト(日本) 大崎秀一氏>

アベノミクス政策は日銀の金融緩和とセットで進められており、マーケットの反応は、リスクオン・リスクオフで株と債券が逆相関で動くのではなく、政策のオン・オフに反応して株高・債券高が同時に起きる形だった。このため、きょうは「首相辞任でアベノミクス政策がオフになってしまう」との連想がはたらき、株も債券も売られるという初期反応になった。

安倍首相は本日夕方予定される記者会見で自身の健康問題への懸念を払拭するとの見方が事前に出ていたこともあり、首相の辞任意向の報道はマーケット的にはサプライズだった。その分、初期反応が大きくなっていると思われる。

マーケットは、このあと5時からの会見で首相から語られる詳細を注視している。その時間帯には欧州勢も取引に参加しているので、先物は時間外取引でもう一段売られる可能性もある。

ただし個人的には、実際には安倍首相が辞任しても政策が大きく変わることはないとみている。

今後、後継者がアベノミクスの政策を引き継ぐとか、政策が大きく変わらない・オフにならないとの理解が市場参加者の間で進めば、週明け以降のマーケットは徐々に落ち着きを取り戻すと考える。

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