[ドバイ 31日 ロイター] - エミレーツ航空はドバイ政府から73億ディルハム(20億ドル)の資金支援を受けた。ドバイ政府の債券発行目論見書でロイターが確認した。
世界の航空業界は新型コロナウイルスのパンデミックで大打撃を受けており、関係筋によると、エミレーツは数千人規模の人員を削減した。
目論見書によると、ドバイの皇太子が3月に危機克服のために支援を約束し、政府が73億ディルハム注入した。
支援はこれまでドバイ政府からもエミレーツからも発表されていなかった。
財務省はコメントを差し控えた。政府の広報局およびエミレーツのコメントは現段階で得られていない。
エミレーツは5月にコロナの影響に対応するため債券発行で資金調達する計画と表明。第1・四半期には44億ディルハム調達していた。
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