[東京 1日 ロイター] -
<07:47> ドル105.30─106.30円の見通し、政局不安和らぎ円安地合いか
ドル/円は105.85円付近、ユーロ/ドルは1.1938ドル付近、ユーロ/円は126.38円付近。
きょうの予想レンジはドル/円が105.30―106.30円、ユーロ/ドルが1.1880─1.1980ドル、ユーロ/円が125.90―126.90円。
早朝の市場では、自民党総裁選について、石破茂・元幹事長が出馬する見通しとなったことが伝わっている。
自民党は総裁選の方式を1日の総務会で決定し、9月8日告示、14日投開票となる見通しだ。党執行部は緊急性を重視し、全国規模の党員・党友による投票を除き、国会議員の投票を中心とした簡素化を検討している。
市場では、総裁選で菅義偉官房長官が勝利するとの見方が優勢で、「足元は政局不安が和らぎ、円が売られやすい環境にある。ただ、政治の世界では物事が二転三転するので、結果を見てみないとわからない」(外為アナリスト)との声が聞かれた。
一方、ドルについては、先週、米連邦準備理事会(FRB)が金融政策の指針を変更したことを受け、米国でゼロ金利政策が長期化するとの見方があらためて広がり、円に次いで弱い通貨になっている。
このため、きょうは「政局安定化観測に基づく円売りと、米金利低下によるドル売りの綱引きとなり、105円後半でのもみ合いとなる公算が大きい」(前出のアナリスト)という。
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