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債券市場の機能度DI、8月は-27 市場落ち着きV字回復=日銀

[東京 1日 ロイター] - 日銀が1日発表した「債券市場サーベイ」の8月調査によると、債券市場の機能度に対する市場参加者の見方を示す機能度判断DIはマイナス27となり、前回5月調査から18ポイント改善した。緊急事態宣言下で実施した5月調査では前回比18ポイント悪化のマイナス45と、18年5月調査以来の低水準に落ち込んだが、V字回復となった。宣言解除で出社率が向上したことや、市場が落ち着きを取り戻したことなどがDIの急回復につながった。

機能度判断DIの「3カ月前と比べた変化」はプラス19と前回のマイナス50から大幅に改善。2015年の調査開始以来、最大の変化幅となった。

債券市場の機能度、流動性を示す個別のDIも軒並み改善。注文量判断DIはマイナス63からマイナス32に、取引頻度判断DIはマイナス42からマイナス23に上昇した。

調査は8月3日から7日にかけて、日銀の国債売買オペ先や大手機関投資家など70社を対象に行った。機能度判断DIは機能度が「高い」と答えた割合から「低い」と答えた割合を差し引いた数字で、マイナスの数字が大きければ大きいほど市場機能が低下していると判断している市場参加者が多いことを意味する。

長期金利(新発10年国債利回り)の先行き見通しの中央値は、20年度末が0.04%(前回0.00%)21年度末が0.05%(同0.05%)、22年度末が0.06%(同0.07%)となっている。 (和田崇彦)

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