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菅新内閣こうみる:円債市場に安心感与える陣容=バンカメメリル 大崎氏

[東京 16日 ロイター] -

<バンクオブアメリカ・メリルリンチ チーフ金利ストラテジスト 大崎 秀一氏>

菅義偉氏は安倍政権の流れを引き継ぐということを掲げてきたので、新内閣の顔ぶれがあまり変わらないのは仕方がない。マーケットとしても、継続性を評価している。ただ、継続性を先に評価してしまったために、新味が乏しいということが反動として嫌気される可能性もある。

麻生太郎財務相が再任されることで、円債市場にも安心感が出るだろう。安倍政権時代に2度の消費税増税を実施した実績もあり、財政健全化に向けた姿勢が緩むことはないとみられる。

菅新政権のポイントは、支持率が落ちた時だ。野党の状況から、自民党が負けることがないとみれば解散・総選挙に打って出る可能性もある。その際、大型景気対策を打つことも考えられるが、10兆円の予備費もあり、国債発行が大幅に膨らむことはないのではないか。

また、日銀と政府の関係も継続される見通しだ。イールドカーブ・コントロール政策に基づき、国債増発が10年債金利に影響を与えるようであれば日銀は国債買い入れを増やすとみられるため、この点も円債には安心材料だ。

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