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上海外為市場=元は下落、低インフレと米中対立が重し

[上海 15日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は下落。中国経済の回復にもかかわらずインフレ率が依然低迷していること、米中の対立が続いていることが重しに。

中国国家統計局がこの日発表した9月の生産者物価指数(PPI)は予想以上に低下したほか、9月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は過去19カ月で最低を記録。着実な回復を見せてきた中国経済がまだ課題に直面していることが浮き彫りになった。

また、トランプ政権がチベット問題を担当する特別調整官を新たに任命したことで、米中関係がいっそう緊迫する可能性が懸念されている。

みずほのアジア為替チーフストラテジスト、ケン・チャン氏はリポートで「PPIの低下が経済回復の失速を示しているのか注目するに値する。一般的には、CPIの動向が中国人民銀行(中央銀行)の追加緩和能力の制約となる可能性は低い」と指摘した。

人民銀がこの日設定した人民元の対ドル基準値(中間値)は1ドル=6.7374元。前日基準値(6.7473元)よりも99ポイント元高の水準だった。

国内市場の人民元は6.7300元で始まり、中盤時点で6.7235元と、前日終値よりも99ポイント元安水準。

オフショア人民元は中盤時点で1ドル=6.7183元。

市場筋は、人民銀が先週末に金融機関が外国為替市場でフォワード取引を行う際の法定準備金を12日から撤廃すると発表したのを受け、短期的に元はレンジ取引となり、ドルの変動の影響を受けやすくなると指摘する。

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