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アジア通貨動向(28日)=概ね小幅高、貿易黒字拡大がマレーシアリンギを支援

[28日 ロイター] - アジア新興国通貨は総じて小幅高となった。マレーシアリンギは緊迫する政局やそれに伴う株安による下押し圧力を、貿易黒字の拡大を示す9月の貿易統計が相殺した。

貿易黒字は輸出の回復と輸入の減少を背景に拡大。INGのアナリストは、政治的不透明感があるなか、貿易収支が今後もリンギを下支えする主要な材料になる公算が大きいと指摘した。

タイバーツは0.3%高。9月の製造業生産指数(MPI)が2.75%低下と、予想より小幅な低下にとどまったことを受けて買いが出た。

フィリピンペソ も小幅に上昇。フィリピン中央銀行のジョクノ総裁は27日、ロイターのインタビューに応じ、新型コロナウイルスのパンデミックで打撃を受けた経済が回復していることを示唆する経済指標がいくつか出ており、現段階で金融政策を緩和する必要はないとの認識を示した。

INGのフィリピン担当上級エコノミストは、ジョクノ総裁は現在マイナス0.5%の実質金利を「深掘りするのを避けるために現状を維持しているのかもしれない。同時に最近の金融政策措置を補完する財政刺激策にも期待しているため金融政策はその役割を果たしたとの認識を示している」と分析した。その上で、新型コロナ新規感染者の減少と海外からの送金などによる健全なドル流入を背景とするドルへの実需の減少で、海外勢のペソ買いが強まっておおり、これが年内いっぱい、ペソの支援材料になると予想した。

インドネシアの金融市場は祝日のため休場。11月2日に再開する。

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