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上海外為市場=元軟化、基準値設定巡る変更で当局が元高抑制との見方

[上海 28日 ロイター] - 上海外国為替市場で人民元は軟化。当局は、5月下旬から対ドルで6%以上上昇している元高抑制につながる措置を取った。

前日、中国人民銀行(中央銀行)傘下の中国外貨取引センター(CFETS)は、日々公表する人民元の基準値(中間値)の設定に参加している銀行が、設定に組み込まれている調整措置の「逆周期因子(カウンターシクリカルファクター、CCF)」の利用を停止したと明らかにした。

元高の進行は輸出企業に打撃となる。アナリストは、今回の措置は、当局が元の上下双方向の変動を望んでいることの表れとみている。

ある外銀ディーラーは「(CCFの利用が停止されても)元の長期的トレンドや方向性は変わらない」との見方を示し、政策措置を消化したら再び上昇すると予想した。

取引開始前に発表された対ドル基準値(中間値)は6.7195元。前日の基準値(6.6989元)から206ポイント(0.3%)元安で約2週間ぶりの低水準に設定された。

国内スポット市場で元は1ドル=6.7140元で始まり、0400GMT(日本時間午後1時)時点で前日比49ポイント(0.07%)安の6.7094元。

トレーダーからは、すでにCCFの利用を停止していた銀行が多く、今回の発表はさほど驚きではないとの声が聞かれた。

コメルツ銀行のエコノミスト、周浩氏は、当局の元高抑制措置発表は今月2回目だとし「元の急速な上昇、特に通貨バスケットに対する急上昇を当局は望んでいないようだ。元指数は目先やや低下するだろうが、ドル/元スポットは引き続き、経済見通しやドルの見通しに影響されるだろう」と述べた。

オフショア人民元は1ドル=6.7075元で推移している。

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