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上海外為市場=元堅調、米大統領選を控え不透明感

[上海 29日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は堅調。前日は中国人民銀行(中央銀行)が基準値(中間値)の算出方法を調整したことを受けて下落していが、長期的には元高基調が続くとの見方が浮上している。

ただ、米大統領選や海外の新型コロナウイルス感染拡大が大きな不透明要因となっており、市場では慎重なムードが根強い。

人民銀行は、この日の基準値を1ドル=6.726元に設定。前日基準値の6.7195元よりも元安水準だった。

国内スポット市場の元は6.7220元で取引を開始。中盤時点では前日終値比179ポイント高の6.7111元で取引されている。

オフショア人民元は6.7085元に上昇。米大統領選を控えた不透明感を背景にオフショア人民元の1週間物のボラティリティーは、29日に一時12.038と、2015年8月以来の高水準となった。

人民元は、中国経済の回復と資金流入を背景に5月下旬の安値から7%近く上昇。人民銀行傘下の中国外貨取引センター(CFETS)は27日、人民元の基準値の設定に参加している銀行が、設定に組み込まれている調整措置の「逆周期因子(カウンターシクリカルファクター、CCF)」の利用を停止したと明らかにした。

市場関係者は、これについて、中国当局が元の双方向の変動拡大を望んでいると解釈。一部のアナリストは、一段の元高余地があると指摘している。

BNPパリバ(北京)の幹部によると、中国の債券を購入している多くの投資家は、ヘッジをほとんどしないキャリー取引戦略を採用しており、元買いのインパクトが大きくなっている。

同幹部は「また、中国の好調な輸出が続いていることを踏まえれば、ドル売りにより元高が進む可能性が高い」とし、来年第1・四半期までに6.5元まで元高が進むとの見方を示した。

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