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トランプ大統領が一方的に勝利宣言、停止求め最高裁提訴の意向

[ウィルミントン(米デラウェア州)/ワシントン 4日 ロイター] - トランプ米大統領は4日、大統領選がまだ集計作業中にもかかわらず一方的に勝利を宣言した。

民主党候補のバイデン前副大統領はこれに先立ち、票が集計されれば勝利することを確信していると述べた。

そのすぐ後にトランプ氏はホワイトハウスで勝利を宣言し、弁護士が最高裁判所に提訴すると述べた。具体的な訴訟の内容には言及しなかった。

トランプ氏は「この選挙に勝つ態勢にある。率直にいって、われわれは選挙に勝利した」主張した。

トランプ氏は根拠を示さずに「これは米国民への不正だ。法を適切に適用することを求める。従って最高裁に行くことになるだろう。全ての投票を停止させたい」と述べた。

これに対しバイデン氏の選挙対策幹部オマリー・ディルトン氏は「もし大統領が適切な投票の集計を阻止するために訴訟を起こすという脅しを実行に移せば、われわれにも法律の専門家が控えており、そうした試みに対抗する準備ができている」との声明を発表した。

米国の全州が選挙法で全ての票を集計することが義務付けられており、多くの州では集計が完了するのに通常数日かかる。今年は新型コロナウイルスの流行により郵便投票を含む期日前投票が増えているため、多くの票がこれから開票される。

選挙の鍵を握るミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニアの各州では集計が続いており終了まで数時間から数日かかる可能性がある。現時点ではいずれの州でもトランプ氏がリードしている。

ペンシルベニア州のウルフ知事(民主党)はこれから100万票以上の郵便投票を集計する必要があると述べた。エジソンリサーチによると、同州では期日前投票が240万票を超えており、そのうち160万票近くが民主党員、約55万5000票が共和党員によるものだった。

バイデン氏はミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニアの3州で勝利すれば当選が確実になる。ペンシルベニア州を落としても、アリゾナ、ミシガン、ウィスコンシンの各州で勝ち、予想通りネブラスカ州で選挙人1人を確保すれば当選する公算が大きい。

バイデン氏は2016年の大統領選でトランプ氏が敗れたネバダ州でリードしている。前回トランプ氏が余裕で勝利したジョージア州は開票が続いており、同氏が優勢となっている。

エジソン・リサーチによると、これまでのところバイデン氏が220人、トランプ氏が213人の選挙人を獲得。勝利するには270人の獲得が必要となる。

トランプ氏はアラバマ、インディアナ、ケンタッキーなどの保守的な州で勝利する一方で、バイデン氏はコネチカット、マサチューセッツ、ニューヨーク、バーモントなど民主党が優勢な州を押さえるなど、順当な結果となっている。注目を集めたフロリダ州はトランプ氏が制した。

米大統領選と同時に実施された議会選挙は民主党が下院で勝利する見込みだが、上院では民主党の過半数獲得が厳しい情勢になっている。

*内容を追加しました。

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