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上海外為市場=元は上昇、バイデン氏勝利による貿易摩擦緩和への期待で

[上海 5日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は上昇。米大統領選で民主党のバイデン前副大統領が勝利する可能性が高まったことから、米中の貿易摩擦が和らぐとの期待で買いが先行した。

バイデン氏は激戦の中西部ウィスコンシン州とミシガン州を制したとみられており、当選に必要な選挙人270人の獲得に向け、弾みがついた。

選挙情勢が目まぐるしく変化する中、元相場は前日までの2日間、約3週間ぶりの安値と約28カ月ぶりの高値の間を乱高下していた。

OCBC銀行の外為ストラテジスト、テレンス・ウー氏は「ドル/元は恐らく、トランプ氏が予想外に勝利する確率の高まりに最も敏感に反応した」と指摘。

「バイデン氏が勝利する可能性や、従来型でルールに基づく通商政策に転じるだろうとの見方で最終的に6.6200元近くまで押し下げられた」とした。

スポット元は1ドル=6.6400元で取引を開始し、一時6.6381元と、2018年7月10日以来の高値まで上昇。中盤時点で6.6506元と、前日終値比44ポイントの元高。

中国の習近平国家主席が、今後10年で22兆ドル余りのモノの輸入を行うと表明したことに元相場はほとんど反応しなかったが、トレーダーらは対外開放政策は長期的に元の支援材料になると指摘。

スコシアバンクの為替ストラテジスト、ガオ・チー氏はリポートで「中国による貿易・金融市場の開放拡大は、とりわけバイデン氏が大統領選で勝利すれば、元、韓国ウォン、シンガポールドルを押し上げるのが確実だ」と指摘した。

取引開始前に発表された元の対ドル基準値(中間値)は6.6895元で、前日の基準値(6.6771元)より元安だった。

オフショア人民元は中盤時点で6.645元。

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