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シドニー外為・債券市場=豪ドル小幅安、ワクチン開発に注目

[シドニー 10日 ロイター] - オセアニア外国為替市場の豪ドルは小幅安。ニュージーランド(NZ)ドルは小幅高。新型コロナウイルスのワクチン開発に関心が集まっている。

豪ドルは0.03%安の1豪ドル=0.7277米ドル。前日終盤は、米製薬大手ファイザーが新型コロナワクチンの臨床試験で感染を防ぐ有効率が90%を超えたと発表したことを受けて、一時2カ月ぶり高値となる0.7340米ドルまで値上がりしていた。

ただ、ファイザーのワクチンは、規制当局の承認を取得できた場合でも、大量の配布が可能になるのは来年以降になる見通し。

ウエストパックの為替アナリストは「恐らく市場の反応は過剰だった。安全性を確認できるまでまだ時間がかかる」と指摘した。

NZドルは0.18%高の1NZドル=0.6830米ドル。前日は、米大統領選で民主党のバイデン前副大統領が勝利したことを受けて、0.6854米ドルまで値上がりしていた。

豪州とNZの中銀は、追加緩和を示唆しており、豪ドルとNZドルは過去数週間、軟調に推移していた。

豪中銀は今月、利下げを実施。今後は政策金利を据え置く意向を示しており、量的緩和に軸足を移している。NZ中銀は11日に銀行向けの低利融資制度を発表し、来年にはマイナス金利を導入するとみられている。

豪国債は米国債に連れる形で利回りが上昇。10年債利回りは13ベーシスポイント(bp)上昇し0.91%。3年債利回りは0.5ティック上昇し0.11%。

アナリストは、米国債に連れる動きが続く可能性が高いが、利回りの短期的な見通しは不透明だと指摘。米上院の議席は来年1月まで確定しない見通し。ワクチンの早急な配布も難しく、追加の封鎖措置を回避できない可能性が高いという。

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