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東南アジア株式・中盤=軒並み上昇、コロナワクチン開発進展を好感

[10日 ロイター] - 中盤の東南アジア株式市場の株価は軒並み上昇した。新型コロナウイルスワクチンの開発進展の報を受け、世界的に経済活動が再開し、観光や貿易に依存する域内経済を支えるとの楽観的な見方が広がった。

週末にかけて、米大統領選で民主党候補のバイデン前副大統領の勝利が確実となり、米国政治の先行き不透明感が後退。その直後に出たコロナワクチンのニュースが新興国の通貨や株式を押し上げた。

米製薬大手ファイザーと独バイオ医薬品企業ビオンテックは、共同開発する新型コロナワクチンの大規模な臨床試験(治験)で、感染予防に90%以上の効果がみられたと発表。これを好感し、9日の米株式相場は史上最高値をわずかに下回る水準で取引を終えた。 アジアの大半の地域では、航空会社やクルーズ船、ホテル会社が株価をけん引した。0317GMT(日本時間午後0時17分)時点で、シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)は2.90%高。バンコク市場のSET指数は2.53%高、クアラルンプール市場の総合株価指数KLCIも1.60%高となった。 プリンシパル・グローバル・インベスターズのチーフストラテジスト、シーマ・シャー氏は「選挙の霧が晴れたことで、ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に再び焦点が当たり、株価が強く押し上げられた」と指摘。その上で「最近のワクチンのニュースは『正常な状態への復帰』が遅かれ早かれやって来ることを示唆している。すべての部品がそろい始めており、市場のセンチメントはポジティブなエネルギーが爆発する初期段階にあるのかもしれない」と述べた。 マニラ市場の主要株価指数PSEiは3.51%高。フィリピンの7ー9月期は大幅なマイナス成長となったが、政府が来年には景気が回復するとの見通しを示したことが好感された。 (アジア株式市場サマリー)

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