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上海外為市場=元、コロナワクチンへの期待で上昇 弱いPPIで伸び悩む

[ 10日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場はしっかり。米ファイザーが開発中の新型コロナウイルスワクチンへの期待でリスク志向が高まった。

ただ9月の中国の生産者物価指数(PPI)が予想以上に低下したことや、中国人民銀行(中央銀行)が流動性を抑制していることが上値を抑えた。

人民銀はこの日の基準値(中間値)を1ドル=6.5897元と2018年6月27日以来の元高水準に設定した。前日の基準値は6.6123元だった。

国内スポット市場の人民元は1ドル=6.6175元で始まり、中盤時点で前日終値比222ポイント元高の6.6058元。

ただ銀行間市場で金利が上昇していることで元は伸び悩んだ。一部の市場関係者は流動性の抑制について、急速な元高を容認しないという当局の姿勢を示していると指摘した。

みずほ銀行(香港)のアジア担当為替ストラテジスト、ケン・チャン氏は「人民銀は最近、短期金融市場から資金を吸収した。当局が元高ペースを緩和しようとしている明確なサインだ」と述べた。

上海銀行間取引金利(SHIBOR)の翌日物は10日、2.333%に上昇し、10月28日以来の高水準を付けた。

CIBリサーチはリポートで「元の上昇基調は終わっていない。中国の堅調な経済ファンダメンタルズや歴史的な水準にある米中金利差、ドルが下落する可能性などを踏まえると、おそらく1ドル=6.5元を超えて元高が進む」との見方を示した。

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