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UPDATE 1-コロナ感染者の2割が90日以内に精神疾患発症=調査

(内容を追加しました)

[ロンドン 9日 ロイター] - 新型コロナウイルス感染者の2割が感染確認後90日以内に初めて精神疾患の状態を診断されていることが、9日に公表された大規模な研究調査で分かった。

調査は米国における6万2000人余りの新型コロナ感染者を含めた6900万人の電子カルテを分析したもので、結果は「ランセット精神医学」誌に公表された。

精神疾患を発症した人の間では、不安感や抑うつ、不眠などが最も多く見られた。認知症のリスクが大幅に増大することも判明したという。

オックスフォード大学のポール・ハリソン教授(精神医学)は「新型コロナの罹患者が精神的な問題を抱えてしまう危険性が高まると懸念されていたが、われわれの調査はその可能性が大きいことを示している」と指摘。世界中の医師や科学者は早急に原因を突き止め、コロナ罹患後の精神疾患に対する新たな治療手段を見つけ出す必要があると訴えた。

新型コロナの陽性認定から3カ月後に精神疾患に見舞われた人の割合は、他の病気の患者グループのおよそ2倍に達した。さらに、もともと精神疾患があった人は、そうでない人よりも新型コロナ感染症と診断される可能性が65%も高いことも示された。

今回の調査に直接関与しなかった研究者も、新型コロナが物理的な脳と心の両方に悪影響を及ぼし、さまざまな精神疾患のリスクを高めているという新たな証拠が加わったと指摘した。

英慈善団体SANEのマージョリー・ウォレス代表は、恐怖や不安に耐え切れず、初めて同団体に電話相談してくるケースが増えていると指摘した。

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