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大成建が通期の利益・受注高ともに上方修正、コロナ禍影響は想定下回る

 11月11日、大成建設は、2021年3月期の業績見通しについて、営業利益を従来予想の810億円から1200億円(前年比28.5%減)に上方修正すると発表した。 写真は都内で2017年12月撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 11日 ロイター] - 大成建設1801.Tは11日、2021年3月期の業績見通しについて、営業利益を従来予想の810億円から1200億円(前年比28.5%減)に上方修正すると発表した。また、受注高も1兆5400億円から1兆5800億円(同6.0%減)と上振れする。

売上高は1兆5300億円(同12.6%減)、当期純利益は820億円(同32.8%)減と、それぞれ従来の1兆4500億円、560億円から上方修正した。

期初の段階では、工事中断などコロナ禍の影響を想定していたが、記者会見した桜井滋之副社長は「2カ月程度の工事の中断もあり得ると思っていたところ、手持ちの工事については想定よりも影響が小さかったために上方修正した」とコメントした。ジャンル別では土木よりも建築、国内よりも海外の方が影響が大きいという。

コロナ禍を除いても減収減益になるが、「手持ち工事の端境期にあるためで、業界全体の環境によるものではない」(桜井副社長)としている。今後はリニューアル工事に力を注ぐ考えだ。

一方、同社は11日、自己保有株を除く発行済株式総数の2.40%にあたる500万株、取得総額100億円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は11月12日から2021年3月31日。

水野文也

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