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上海外為市場=元上昇、ワクチンへ期待が後退しドル下落

[上海 11日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は上昇している。新型コロナウイルスのワクチンに対する期待が後退し、ドルが押し戻されていることが背景。中国の景気回復が進み、高い利回りを背景に中国の資産へ資金流入が続いていることも人民元を押し上げている。

人民銀はこの日の基準値(中間値)を1ドル=6.607元に設定。前日基準値は6.5897元と、2018年6月27日以来の元高水準だった。

国内スポット市場の人民元は1ドル=6.6050元で始まり、中盤時点で前日終値比209ポイント元高の6.5951元。

スコシアバンク(シンガポール)の為替ストラテジストは、ファンダメンタルズと資金フローが人民元を押し上げていると指摘。中国経済は世界の景気回復を主導し、人民元はドルに対して利回り面での魅力を維持していると説明した。

オフショア市場で人民元は6.5873元に上昇。前日終値は6.5985元だった。

米製薬大手ファイザーとドイツ製薬ベンチャーのビオンテックが新型コロナウイルスの予防ワクチンの臨床試験(治験)で有効性が9割に達したと公表したことを受け、ドルは10日に上昇した。ただ、その後、ワクチンの供給面での問題などが明らかになるにつれ、ワクチンに対する当初の期待はやや後退し、ドルも押し戻された。

ある市場参加者は「ワクチンのニュースに市場は過剰反応した。今後より良いニュースが出ない限り、市場は反転するだろう」と指摘。「人民元資産は依然魅力的で、アセットアロケーションにおける需要は引き続き人民元買いだ」と語った。

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