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3メガ銀決算、三菱UFJとみずほが上方修正 慎重姿勢は崩さず

 11月13日、大手銀行3グループの2020年度中間決算が出そろった。三菱UFJフィナンシャル・グループとみずほフィナンシャルグループは通期の純利益予想を上方修正した。ただ、新型コロナウイルスの影響が長期化する懸念もあり、各行は慎重姿勢を崩していない。写真は都内で6月撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[東京 13日 ロイター] - 大手銀行3グループの2020年度中間決算が13日、出そろった。三菱UFJフィナンシャル・グループ8306.Tとみずほフィナンシャルグループ8411.Tは通期の純利益予想を上方修正した。ただ、新型コロナウイルスの影響が長期化する懸念もあり、各行は慎重姿勢を崩していない。

4―9月期の3グループの連結純利益は計8864億円で前年同期比33.3%減となった。与信関係費用の増加などが響いた。ただ、三井住友フィナンシャルグループ8316.Tの太田純社長は13日の決算会見で、政府の政策対応などで上期の倒産件数は抑えられたと指摘。東京商工リサーチによると、20年4―9月の全国企業倒産件数(負債額1000万円以上)は、前年比9.4%減の3868件と、過去30年間で最小だった。

3グループとも当初計画に対する進捗率は50%超で、三菱UFJFGは、通期の連結純利益予想を従来の5500億円から6000億円へ、みずほFGは同じく300億円増の3500億円に引き上げた。

一方、三井住友FGは純利益予想を4000億円で据え置いた。太田社長はコロナの影響で「潜在的リスクを抱えている顧客は結構いると思う。下期、あるいは来年度まで影響がずれ込んでくる可能性も十分ある」と述べ、慎重な見方を維持した。

純利益予想を上方修正した三菱UFJFGとみずほFGも、経済の回復シナリオを下方修正した。みずほFGの坂井辰史社長は12日の会見で「日本経済の回復ペースは想定よりやや遅い」と指摘。新型コロナの第2波、3波もあり得るとし「今後は従来以上に注意を要するのではないか」と述べた。

新田裕貴、梅川崇

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