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上海外為市場=元は2週間ぶり安値、人民銀が過去最大の中期資金供給

[上海 15日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は15日、ドルに対しておよそ2週間ぶりの安値水準に下落した。中国人民銀行(中央銀行)はきょう、過去最大規模の中期資金の供給を実施。金融政策の引き締め観測が後退した。

中国人民銀行は、銀行の流動性を潤沢に維持するため、期間1年の中期貸出ファシリティー(MLF)を通じて9500億元(約1449億6000万ドル)を供給した。中国では最近、社債のデフォルト(債務不履行)を背景に投資家心理が冷え込み、新規発行が低迷している。

ある中国国内銀行のトレーダーは「MLFを通じた資金の供給量は、市場の予想を超えるものだった」と指摘。「年末に向けて、当局が金融市場の安定化を望んでいることをはっきりと示している」とした。

オンショア人民元は1ドル=6.5480元で取引を開始。一時は6.5551元と、12月3日以来となる安値を付けた。中盤時点では前営業日終値比45ポイント元安の6.5535元で推移。

資金供給を受けて、金融政策の変更が近いとの一部観測が和らいだ。みずほ銀行のアジア通貨担当チーフストラテジスト、Ken Cheung氏は「人民銀行が近く、金融政策を引き締めることはないだろう。人民銀とFED(米連邦準備理事会)の金融政策が一段と乖離する可能性が遠のいた」と話した。

人民銀行は取引開始前に人民元の対ドル基準値(中間値)を1ドル=6.5434元と、前営業日(6.5361元)よりも73ポイント(0.11%)元安の水準に設定した。

中盤時点でオフショア人民元は6.5425元。

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