[15日 ロイター] - <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終 コード 値 FTSE100種 6513.32 -18.51 -0.28 6531.83 ロンドン株式市場は続落して取引を終えた。労働市場の軟調な統計やロンドンで始ま る新たな制限措置が懸念材料となった。一方、英国と欧州連合(EU)が通商協定で合意 するとの期待が高まり、国内銘柄が多い中型株で構成するFTSE250種指数 は終盤にかけてマイナス圏から持ち直し、0.45%高で取引を終えた。 BBCの記者が、英国とEUが、EU離脱支持者が納得のいく通商協定の妥結に近づ いているとツイッターに投稿した。 ポンドが上昇し、FTSE100種の押し下げ要因となった。 英国立統計局(ONS)が発表した8─10月の失業率は、7─9月から悪化した。 8─10月の人員削減数は過去最多となった。 新型コロナ感染者が急増する中、ロンドンが制限措置を強化する。新型コロナの変異 種の感染も確認されている。こうした中、労働市場の見通しは一段と悪化した。 こうした中、防衛のケムリング・グループは10.7%上昇し、約8年ぶり の高値を付けた。2020年の業績が予想を上回ったことが好感された。 (い)
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