[東京 17日 ロイター] - 東京都は17日、新型コロナウイルス感染症モニタリング会議を開催し、医療提供体制の警戒レベルを今週、4段階で最も深刻な「逼迫している」に引き上げたと明らかにした。感染者が増加しており、通常医療との両立が困難になったと判断した。
会議に出席した東京都医師会の猪口正孝副会長は、現状が2週間続いた場合の今月31日の状況について、「医療提供体制の深刻な機能不全が危惧される」と述べた。
16日には、都内で新たに678人の感染が確認され、過去最多を更新した。同日時点での重症者は69人。
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