[ニューヨーク 22日 ロイター] - 米東部時間 価格 利回り コード 30年債(指標 16時20分 99*09.50 1.6549% <US30YT=RR 銘柄) > 前営業日終 98*20.00 1.6840% 値 10年債(指標 16時15分 99*18.00 0.9213% <US10YT=RR 銘柄) > 前営業日終 99*12.00 0.9410% 値 5年債(指標銘 16時17分 100*01.25 0.3670% 柄) 前営業日終 99*31.00 0.3810% 値 2年債(指標銘 15時16分 100*00.38 0.1189% 柄) 前営業日終 100*00.13 0.1230% 値 清算値 前日終値 コード Tボンド先物3 173*01.00 172*12.00 月限 Tノート先物3 137*31.50 137*24.50 月限 米金融・債券市場では利回りが低下した。市場では、米追加刺激策 より英国で確認された新型コロナウイルスの変異種による新たなロック ダウン(都市封鎖)の可能性に注目が集まった。 10年債利回りは、2ベーシスポイント(bp)低下の0.918 %。21日には英国との往来を制限する動きが各国で相次ぎ、一時1週 間半ぶり低水準となる0.882%を付けていた。 独ビオンテックは米ファイザーと共同で開発し た新型コロナワクチンが変異種に効果があるかどうか検証している。同 ワクチンは年内に欧州連合(EU)域内で1250万回分が配布される 計画。 アクション・エコノミクスのアナリストは顧客リポートで、「市場 は、コロナ変異種の脅威やより厳格なロックダウンについて評価を続け るだろう」と指摘。また、米刺激策は「センチメントの回復を支援して いる」と述べた。 米議会は前日、9000億ドル規模の新型コロナウイルス追加経済 対策を可決した。 この日発表された経済指標では、コンファレンス・ボード(CB) による12月の米消費者信頼感指数が88.6と、前月の92.9から 予想外に低下し、8月以来の低水準となった。低下は2カ月連続。新型 コロナ感染抑制策の強化を受けた労働市場の悪化を反映し、景気回復が 勢いを失っていることが改めて示された。 2年債と10年債の利回り格差は1bp縮小の80 bp。前週末に付けた約3年ぶり大きさの83bpからやや下げた水準 で推移している。 財務省がこの日実施した150億ドルの5年物インフレ指数連動債 (TIPS)への需要は堅調。最高落札利回りは過去最低のマイナス1 .575%で、応札倍率は2.86倍だった。 5年物TIPSと通常国債の利回り差であるブレーク・イーブン・ インフレ率(BEI)は1.91%。前日は1.88%ま で下げていた。 市場の流動性は低く、25日のクリスマス休暇を控えさらに低下す るとみられる。米債市場は24日が短縮取引、25日はクリスマスのた め休場となる。 <ドル・スワップ・スプレッド> DOLLAR SWAP SPREADS Last (bps) Net Change (bps) U.S. 2-year dollar swap spread 8.25 0.00 U.S. 3-year dollar swap spread 7.50 0.50 U.S. 5-year dollar swap spread 7.00 0.50 U.S. 10-year dollar swap spread 0.25 0.25 U.S. 30-year dollar swap spread -26.50 0.75 (ーからご覧ください)
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