[東京 23日 ロイター] - トヨタ自動車が反発して始まった後、小幅安に転じた。17日に年初来高値8045円まで買われる過程での急な上昇に対する警戒感が強く、利益確定売りで下落していた。これまでの同高値からの下落率は4%で、高値警戒感が残り、調整が続くとの見方もある。
市場では、FCV(燃料電池自動車)の新型「MIRAI(ミライ)」発売以降、「環境関連の側面が強調され、短期回転を狙った個人投資家の買いも誘い込むようになっているため、高値で買いついた玉の整理が必要」(国内証券)との指摘がある。
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