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三菱UFJ銀頭取に半沢氏昇格へ、収益改善へデジタル化など推進

 12月24日、三菱UFJフィナンシャル・グループは、三菱UFJ銀行の取締役常務執行役員の半沢淳一氏が同行の頭取に来年4月1日付で昇格する人事を発表した。都内で2016年撮影(2020年 ロイター/Thomas Peter)

[東京 24日 ロイター] - 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は24日、三菱UFJ銀行の取締役常務執行役員の半沢淳一氏(55)が同行の頭取に来年4月1日付で昇格する人事を発表した。三毛兼承頭取(64)はMUFGの会長に就く。MUFGは、グループ内の世代交代を加速させている。若返りを図り、デジタル領域の拡大など事業構造の改革を進める。

半沢氏は会見で「金融界は変革と躍動の時代に向かう」と述べた上で、「立ち止まらず、走り続けなければいけない。激しい変化の時代の中、適応していかなければいけないこともあり、私のような若手が選ばれたと理解している」と語った。

超低金利で商業銀行の収益性が低迷している中、損益分岐点を下げる収益体制ができていないとの認識も示した。今後はデジタル化、顧客の課題解決サービス、オンライン・オフラインチャネルの拡充などを通じ、収益力を向上させる考えだ。

半沢氏は、1988年に三菱銀行(現三菱UFJ銀行)に入行。主に中枢の経営企画部に所属し、19年から現職。三菱UFJ銀ではこれまでに副頭取から頭取に昇格した例しかなく、常務からの登用は初めてとなる。

<「半沢」効果で「名字を覚えてもらえる」>

半沢氏と人気ドラマ「半沢直樹」の原作者である池井戸潤氏は、三菱銀行の同期だ。ただ、池井戸氏はツイッターを通じて「半沢直樹はあくまで想像上の人物」と述べ、半沢氏がモデルではないとした。

半沢氏は会見で、ドラマの影響で、営業時に名字を覚えてもらいやすかったとのエピソードを語った。

*会見内容を追加しました。

新田裕貴 編集:内田慎一

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