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シドニー外為・債券市場=豪ドルとNZドル上昇、米ドルの下落基調で

[シドニー 30日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルが、下落基調が続く米ドルに対して上昇。新型コロナウイルスワクチンの接種拡大で来年の世界経済成長や商品相場が押し上げられるとの期待も背景にある。

NZドル/米ドルは0.7176米ドルと、2018年4月以来の高値に上昇。今週の安値(0.7085米ドル)から戻し、チャート上の主要な節目である0.7395米ドルに一歩近づいた。

豪ドル/米ドルは0.7631米ドル。週初は0.7559米ドルの安値を付けていた。次の節目は最近付けた2年半ぶりの高値である0.7639米ドルで、次いで0.7677米ドル。

豪ドルは円に対し、2019年4月以来の高値である78.94円を付けた後も堅調を維持している。

世界経済の回復期待と米国が借金を財源に追加景気刺激策を打ち出すとの見方で安全資産である米ドルが幅広い通貨に対して売られており、これが豪ドル・NZドルの上昇につながっている。

コモンウェルス銀行のシニア為替ストラテジスト、エリアス・ハダッド氏は「複数の国でのコロナ予防接種の開始と米国の追加財政支援策は世界経済の下振れリスクを低下させ、全般的な金融市場の投資家心理にとって好ましい」とした。

米ドル安は米ドル建ての商品相場の押し上げ要因となっており、オーストラリアおよびNZに資源輸出からの収入増をもたらす。

オーストラリアの1─11月の鉄鉱石輸出額は過去最高の1390億豪ドル(1059億5000万米ドル)となっており、その後も価格はさらに上昇している。

一方、シドニーでの新型コロナウイルス感染者の増加が今後、懸念材料となる可能性がある。

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