(配信時間に応じて内容を更新します) [30日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード 中国 上海総合指数 3414.4527 + 35.4165 + 1.05 3375.0086 3414.4539 3374.4156 前営業日終値 3379.0362 中国 CSI300指 5113.711 +70.774 +1.40 5037.985 5113.711 5036.629 数 前営業日終値 5042.936 香港 ハンセン指数 27147.11 +578.62 +2.18 26695.11 27159.47 26670.97 前営業日終値 26568.49 香港 ハンセン中国株 10662.93 +213.76 +2.05 10521.67 10669.26 10511.88 指数 前営業日終値 10449.17 韓国 総合株価指数 2873.47 +52.96 +1.88 2820.36 2878.21 2809.35 前営業日終値 2820.51 台湾 加権指数 14687.70 +215.65 +1.49 14485.97 14695.44 14476.69 前営業日終値 14472.05 豪 S&P/ASX 6682.40 -17.90 -0.27 6700.30 6700.30 6630.50 指数 前営業日終値 6700.30 東南アジア株式市場はまちまちで引けた。 バンコク市場は下落。新型コロナウイルス感染者数の急増を受け、新たにロックダウ ン(都市封鎖)が導入されるとの懸念が高まった。バンコク市場のSET指数は0.86 %安の1449.35で終了。 ジャカルタ市場の総合株価指数は0.95%安の5979.073。インドネシア政 府は30日、英製薬大手アストラゼネカと米バイオ医薬品企業ノババックス<NVAX .O>の2社と1億回分のコロナワクチン供給で合意した。 ただ、アナリストはインドネシアでは供給体制が整っていないと懸念を示した。ソシ エテ・ジェネラルのエコノミストは「合意は意味があるが、ワクチンを必要な数、望まし い条件で国中に輸送する能力が大きな課題だ」と話した。 シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)は0.74%高の2869 .22。同国でアジア初の本格的なワクチン接種が始まったことが好感された。 中国株式市場は上昇し、CSI300指数と創業板(チャイネクスト)総合指数が共 に5年強ぶりの高値を付けた。来年の景気回復期待で上伸した他のアジア市場に追随した 。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 は終値としては2015年6月以来の高値となった。 深セン証券取引所の新興企業向け市場のチャイネクスト指数は環境関連銘柄が 物色され3%超上昇した。 トランプ米政権は28日、中国軍の支配下にあると見なされる企業の証券を米投資家 が購入することを禁止した大統領令を厳格化した。これを受けて金融商品指数を算出して いるFTSEラッセルは中国企業を追加で指数から除外する可能性があると明らかにした が、材料視されなかった。 ほぼ全面高の展開で、エネルギー株と天然資源関連株が力強い 景気回復への期待から上昇し相場をけん引した。環境保護関連株もしっかり。 バッテリーメーカーの寧徳時代新能源科技(CATL)は10.4%上 昇し終値ベースで上場来高値を更新した。増産計画が好感された。 中国当局がアリババ・グループと傘下のアント・グループを独占 的行為の疑いで調査を開始し、今週初めに一部のハイテク株にパニック売りが出ていたが 、今日は上昇して終えた。アリババが出資する恒生電子は7.5%高。 香港市場は続伸。世界経済回復期待を受けたアジア株の上昇に追随し、ハンセン指数 は2月21日以来の高値で引けた。 アリババ・グループは6.4%高。セクター別ではIT、金融<. HSNF>、不動産が上昇した。 ソウル株式市場は5営業日続伸し、史上最高値を更新して引けた。サムスン電子など の大型株が上げをけん引した。経済回復期待も支援した。 総合株価指数(KOSPI)は2020年通年では30%超上昇し、11年 ぶりの上げ幅となった。 ソウル市場は、大みそかの31日と1月1日は休場。1月4日に取引を再開する。 サムスン電子は3.5%上昇し、史上最高値を付けた。SKハイニック スは2.2%高。 他の大型株では、ネイバー<035420,KS>が3.4%高、サムスンSDIが 4.5%高、LG化学が1.4%高だった。 外国人投資家は2503億ウォン相当の買い越し。年間では24兆6000億ウォン 相当の売り越しだった。 シドニー株式市場は4営業日ぶりに反落して引けた。前日の米国市場で株価が下落し た流れを引き継いだ。オーストラリアで最大の人口を擁する都市であるシドニーが大みそ かを控え、新型コロナウイルス規制を強化したことも嫌気された。 S&P/ASX200指数は、前日終値比0.27%安の6682.4で終了。一時 は6630.5まで下落した。 スモーリング・ストックブローキングのマネジングディレクター、ブラッド・スモー リング氏は、政府による刺激策が一巡し、2021年は値動きが荒くなると予想。「1ー 3月は非常に不安定になるだろう。ビットコインや金、銀が上昇し始めており、明確な兆 候がある」と話した。 ハイテク株は1.6%安、決済サービスのアフターペイは3.4%安 、セズルは4.2%安。 原油高でエネルギー株指数は0.4%高。ただ、サントスは0.2% 安だった。 産金株指数は小幅安。金融株指数は0.3%安だった。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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