(配信時間に応じて内容を更新します) [31日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード 中国 上海総合指数 3473.0693 + 58.6166 + 1.72 3419.7267 3474.9182 3419.7267 前営業日終値 3414.4527 中国 CSI300指 5211.289 +97.578 +1.91 5122.480 5215.618 5122.480 数 前営業日終値 5113.711 香港 ハンセン指数 27231.13 +84.02 +0.31 27194.79 27340.99 27163.51 前営業日終値 27147.11 香港 ハンセン中国株 10738.40 +75.47 +0.71 10684.73 10765.51 10679.89 指数 前営業日終値 10662.93 韓国 総合株価指数 休場 - - - - - 前営業日終値 - 台湾 加権指数 14732.53 +44.83 +0.31 14704.53 14760.06 14646.33 前営業日終値 14687.70 豪 S&P/ASX 6587.10 -95.30 -1.43 6682.40 6682.40 6587.10 指数 前営業日終値 6682.40 シンガポー ST指数 2843.81 -25.41 -0.89 2853.60 2861.61 2843.81 ル 前営業日終値 2869.22 マレーシア 総合株価指数 1627.21 -17.20 -1.05 1644.26 1644.26 1627.21 前営業日終値 1644.41 インドネシ 総合株価指数 休場 - - - - - ア 前営業日終値 - フィリピン 総合株価指数 休場 - - - - - 前営業日終値 - ベトナム VN指数 1103.87 +6.33 +0.58 1098.25 1105.33 1096.27 前営業日終値 1097.54 タイ SET指数 休場 - - - - - 前営業日終値 - インド SENSEX指 47751.33 +5.11 +0.01 47753.11 47896.97 47602.12 数 前営業日終値 47746.22 インド NSE指数 13981.75 -0.20 0.00 13970.00 14024.85 13936.45 前営業日終値 13981.95 東南アジア株式市場では、クアラルンプール市場が下落。米国がマレーシアのパーム 油最大手サイム・ダービからのパーム油の輸入を禁止したことが重しとなった。通年で見 ると、東南アジアのほとんどの市場は、上昇して取引を終えた。 クアラルンプール総合株価指数KLCIは1.05%安の1627.21。31日は 、マニラ市場、ジャカルタ市場、バンコク市場は休場だった。 作付面積規模で世界最大のパーム油生産企業サイム・ダービーをめぐって は、製造過程で強制労働をさせているとの申し立てを受け、米国は30日に同社からの米 国への輸入を禁じた。すでに同じような措置は、パーム油生産大手FGVホールディング スに対しても10月に実施されており、マレーシアのパーム油業界へさらに影 響が広がるとの懸念がある。 サイム・サービー株は3%超の下落となり、株価全般の足を引っ張った。 通年ベースでは、バンコク市場やマニラ市場は年末にかけて下落分を取り戻す展開と なった。新型コロナウイルスのワクチン開発をめぐる動きを受け、貿易依存型の両国経済 の見通しも好転した形だ。 中国株式市場は続伸した。欧州連合(EU)と中国が投資協定の締結で合意したこと や、中国当局による資本市場への政策支援を好感した。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 の終値は97.578ポイント(1.91%)高の5211.289と、20 15年6月15日以来の高値。 上海総合指数の終値は58.6166ポイント(1.72%)高の3473 .0693で、2018年2月5日以来の高値だった。 月間では、CSI300指数は5.1%高、上海総合指数は2.4%上昇した。今年 1年間では、CSI300指数は27%、上海総合指数は14%それぞれ上昇した。 EUと中国は30日、相互の企業の進出ルールを定める投資協定の締結で合意した。 EU企業の中国市場アクセスが拡大され、欧州が不均衡と指摘していた経済関係の改善に つながると期待されている。 中国政府が30日、株式に投資できる年金基金の比率を引き上げる計画を発表した ことも、地合い押し上げにつながった。これにより、資本市場に3000億元(459億 5000万ドル)が流入する可能性がある。 香港株式市場は短縮取引となるなか続伸して引けた。 ハンセン指数終値は84.02ポイント(0.31%)高の2万7231.1 3。年間では3.4%安。 ハンセン中国企業株指数(H株指数)終値は75.47ポイント(0.71 %)高の1万0738.40。年間では3.8%下落した。 シドニー株式市場は続落。通年ベースでは年初とほぼ変わらずの水準で引けた。後払 い決済サービス企業の著しい拡大成長を受け、ハイテク関連株が勝ち組として浮上した一 方、エネルギー株は2015年以来の低迷の1年だった。 S&P/ASX200指数は年間を通じて過去最高値と歴史的安値の双方を記録、短 縮取引となった31日、今年最初の営業日の終値を1.5%下回り取引を終えた。した。 売買高は30日平均の5分の1程度だった。新型コロナウイルスの新規感染者数を抑 え込むため、当局がより厳格な規制措置に踏み出すとの観測が意識された。 年間の動きをセクター別に見ると、ハイテク株指数は約57%上昇し最高値 で締めくくった。規制措置によって、自宅での滞在を余儀なくされた人々が、オンライン シッピングを楽しむ際、クレジットカードに代わる決済手段として、後払い決済サービス に目を向け、この分野が急激に拡大したためだ。 後払い決済サービスを手掛けるアフターペイの市場価値は4倍となったほか 、同業のセズルは200%、ジップも50%それぞれ急伸した。 鉱業株指数は18%高。鉄鉱石価格の上昇を背景に、21年に向け強気相場 が続きそうだ。BHPグループは11%超伸びたほか、リオティントも 15%高となった。 これに対し、エネルギー株指数は30%近く下落。新型コロナの感染拡大に 伴う都市封鎖で燃料需要が落ち込んだ。足元で原油価格が安定化していることを受け、来 年は持ち直すとの予想もある。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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