[ワシントン 4日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は4日、新型コロナウイルスワクチンの供給が景気拡大につながれば、連邦準備理事会(FRB)は今年、月間の資産買い入れの縮小開始が可能になるとの見解を示した。
同総裁はロイターのインタビューで、FRBが現在実施している月額1200億ドルの国債・住宅ローン担保証券(MBS)買い入れについて、「かなり近いうちに再調整を開始できると期待している」と述べた。
FRBは先月の連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、国債などを買い入れる量的緩和策について、最大雇用と物価安定の目標達成に向けて「さらに著しい進展が見られるまで」継続すると表明した。
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