[東京 7日 ロイター] - <10:50> 日経平均は上値追いに弾み、12月29日の昨年来高値を更新 日経平均は上値追いに弾みを加えた。12月29日に付けた昨年来高値2万7602円52銭を更新。 市場では「注目された米ジョージア州の上院決選で民主党が制する見込みとなったことで、バイデン新政権 による大型経済対策が期待され、景気敏感株中心に幅広く買われている」(国内証券)との声が聞かれる。 <10:03> 日経平均は400円超高、景気敏感株がしっかり 日経平均は上げ幅を拡大し、前営業日比400円超高の2万7500円近辺での推移となっている。6 日の米国株式市場でダウ工業株30種 が最高値を更新した流れを引き継ぎ、景気敏感セクターを中心 に買い優勢となっている。東証33業種では、その他金融業、鉄鋼、保険業、非鉄金属、銀行業などがしっ かり。情報・通信業は値下がりとなっている。 米連邦議会では6日、議事堂周辺に集まったトランプ氏支持者の一部が、警備を破り建物内に侵入した 。これを受けて議事堂は閉鎖され、上下両院合同本会議の討議も中断。地元メディアによると、銃で撃たれ た女性1人が死亡したと報じられているが、株式市場への影響は限定的となっている。 市場では「景気敏感セクターを中心に、底堅い動きがみられる。トランプ氏支持者による暴動の株式市 場への影響は今のところ反応薄だが、事態が急展開する可能性もあるので、引き続き米株先物の動きと一緒 に注視する必要がある」(国内証券)との声が聞かれた。 <09:06> 寄り付きの日経平均は反発、米国株高を好感 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比284円52銭高の2万7340円46銭となり、 反発した。オーバーナイトの米国株式市場でダウ工業株30種 が最高値を更新した流れを引き継ぎ、 幅広い業種で買い戻しの動きが優勢となっている。 6日の米国株式市場はダウ工業株30種 とS&P総合500種 が続伸。ジョージア州上院 決選投票で民主党が2議席とも獲得するとの見方から、景気刺激策やインフラ支出が拡大するとの思惑で金 融・工業株が買われた。 東証33業種では、鉄鋼、銀行業、保険業、その他金融業、パルプ・紙などの32業種が値上がり。情 報・通信業は値下がりとなっている。 <08:40> 寄り前の板状況、主力株はおおむね買い優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニー 、東京エレクトロン は買い優勢。ソフトバンクグループ 、ホンダ 、キヤノン は売り買い拮抗 。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング は売り買い拮抗、ファナック は買い優勢 。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナンシャルグループ<8 316.T>が買い優勢、みずほフィナンシャルグループ は売り買い拮抗となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と入力) (
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