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トランプ派抗議こうみる:これが今の米国の実態、市場は冷静=ウィズ・パートナーズ 石見氏

[東京 7日 ロイター] -

<ウィズ・パートナーズ 最高投資責任者 石見直樹氏>

米ジョージア州の上院決選投票で民主党が勝ち、ブルーウエーブとのことで金利急騰、株高、ドル安となったが、その後トランプ大統領支持者が議事堂に侵入するなど暴動を起こしてやや戻した。まるで南アフリカかどこかの新興国の話のようだが、これが米国の実態だろう、もう戻れまい。それにしてもあんなに簡単に議会に入れるのかとも思うが、マーケットは比較的冷静だ。

選挙結果を受けて債券市場は暴落という感じだったが、これで財政政策が全く変わるわけではないし、現実的には今までの金利レベルが低過ぎたともいえ、個人的にはノーサプライズ。財政出動がしやすくなるし、昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、緩和基調ではあったものの、すぐ緩和強化ともなりそうにないから、しばらく金利はやや上向き基調になるかもしれない。インフレ期待も上がっている。

ただ、その中で長期金利がどんどん上がっていくと、株や社債に必ず影響が出る。まだ長期債買いは慎重な方が良い。米連邦準備理事会(FRB)は2023年まで利上げしないと言っているが、マーケットはいずれこれを(金利上昇で)試しに行くかもしれない。

だがその前に株が何か起こるだろう。株はリフレ政策で上がっており、実体経済が上向く中で株価も一緒に上がる必要はない、もう完全に織り込んでいるのだから。これから一緒に上がっていけばバブル感は強まる。その中で金利が上がったらやや危険、という感じだ。まだ大丈夫だろうが、金利上昇に株がどれだけ反応していくか注目している。

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