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米国株は下落、利食い売りやトランプ氏弾劾手続きで

[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米国株式市場は主要株価3指数が下落して取引を終えた。前週に最高値を付けたことから利食い売りが出た。決算シーズンの開始が待たれる中、米議会でのトランプ大統領の弾劾手続きにも注目が集まっている。

 1月11日、米国株式市場は主要株価3指数が下落して取引を終えた。ニューヨーク証券取引所で2020年11月撮影(2021年 ロイター/Brendan McDermid)

民主党は11日、トランプ大統領が連邦議会議事堂襲撃に絡み反乱を扇動したとして、弾劾訴追に向けた決議案を下院に提出し、弾劾手続きに入った。

米株市場は前週、ジョージア州の上院決選投票で民主党候補が2議席を制し、同党が上下院とも多数派を確保したことを受け、大規模な景気刺激策への期待から連日最高値を更新していた。

しかし、トランプ氏の弾劾手続きを受け、刺激策の導入が遅れる可能性が懸念されている。

コモンウェルス・ファイナンシャル・ネットワークのブラッド・マクミラン最高投資責任者(CIO)は「市場が米国のガバナンスのような重要なものに注目している場合、わずかな不確実性であっても大きな影響を与える可能性がある」とし、「それが刺激策のような政策を通過させるために求められる政党間の協力にどういった影響を及ぼすだろうか」と続けた。

同氏はまた、投資家はさらなる襲撃の可能性を懸念していると指摘した。

連邦捜査局(FBI)は、20日に行われるバイデン次期米大統領の就任式を前に首都ワシントンや50州の州都で武装グループによる抗議行動が計画されていると警告を発した。

ただ、11日の取引では安全資産とされる米国債が売られ、利回りが上昇。景気動向に敏感なエネルギー株や金融株が上昇する一方で、公益事業や不動産といったディフェンシブ銘柄が下落した。

トライスト・アドバイザリー・サービシスのチーフ市場ストラテジスト、キース・ラーナー氏はこうした取引について、投資家が依然として刺激策に期待していることを示していると指摘。「前週(の上昇)の後で市場はやや消化ムードだ。水面下ではリフレトレードが続いている。追加財政刺激策への期待が継続している」と語った。

同氏はまた、JPモルガン・チェースなどの米銀大手が15日に予定している決算発表から事実上始まる第4・四半期決算シーズンを前に不透明感も漂っていると指摘した。

S&P総合500種の主要11セクターでは一般消費財と通信サービスの下げがきつかった。

ツイッターは6.4%急落し、通信サービスセクターを圧迫。トランプ大統領の個人アカウントを永久停止したことを受け、今後ソーシャルメディアに対する規制が強まる可能性が懸念された。ただ、同社株は2016年の大統領選以前の水準を160%超上回っている。

この日はフェイスブック、グーグル親会社のアルファベット、アップルも軟調だった。

航空機大手ボーイングは1.5%下落。乗客・乗員62人を乗せたスリウィジャヤ航空運航のボーイング737-500型機が9日、離陸直後に海上に墜落したことを受けた。

一方、製薬大手イーライリリーは11.7%急伸。S&P500を下支えした。アルツハイマー型認知症治療薬の小規模臨床試験の結果が好感された。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.53対1の比率で上回った。ナスダックでは1.17対1で値下がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は140億8000万株。直近20営業日の平均は118億7000万株。

*見出しの体裁を修正し再送します。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 31008.69 -89.28 -0.29 31015.3 31096. 30832.

7 98 06

前営業日終値 31097.97

ナスダック総合 13036.43 -165.54 -1.25 13048.7 13138. 12999.

8 27 51

前営業日終値 13201.98

S&P総合500種 3799.61 -25.07 -0.66 3803.14 3817.8 3789.0

6 2

前営業日終値 3824.68

ダウ輸送株20種 12869.55 -6.11 -0.05

ダウ公共株15種 843.31 -7.97 -0.94

フィラデルフィア半導体 2969.92 +33.45 +1.14

VIX指数 24.08 +2.52 +11.69

S&P一般消費財 1327.00 -25.53 -1.89

S&P素材 481.60 +0.02 0.00

S&P工業 757.35 -0.44 -0.06

S&P主要消費財 683.41 -6.06 -0.88

S&P金融 515.43 +2.19 +0.43

S&P不動産 218.40 -3.68 -1.66

S&Pエネルギー 317.86 +5.08 +1.62

S&Pヘルスケア 1375.46 +6.92 +0.51

S&P通信サービス 217.41 -3.91 -1.76

S&P情報技術 2279.54 -21.63 -0.94

S&P公益事業 314.05 -2.95 -0.93

NYSE出来高 10.12億株

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 28045 - 95 大阪比

シカゴ日経先物3月限 円建て 28020 - 120 大阪比

S&Pセクター別指数は関連コンテンツでご覧ください; リフィニティブデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります

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