[東京 13日 ロイター] - 安川電機が4%高と反騰し、昨年来高値を更新した。12日に2021年2月期(20年3月―21年2月)の連結業績予想を上方修正し、純利益が180億円になる見通しなどと発表したことが好感されている。
同社によると、中国向けの半導体・電子部品市場が好調に推移しているほか、ロボット事業では中国を中心とした自動車市場の回復がみられ、自動化ニーズが拡大しているという。
市場からは「同社の決算内容はこれから相次ぐ企業決算発表を占うような位置づけだけに、好業績が確認され、明るい兆しではないか」(国内証券)との声が聞かれた。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」