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上海外為市場=人民元堅調、ドル下落で コロナ感染拡大には反応薄

[上海 13日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は堅調。中国人民銀行(中央銀行)が基準値を元高方向に設定したことやドルの下落が背景。

人民銀行はこの日の基準値(中間値)を1ドル=6.4605元に設定。前日基準値の6.4823元との比較で218ポイントの元高となった。

スポット市場の元は1ドル=6.4607元で取引を開始。中盤のレートは6.4561元と、前日終値比で72ポイントの元高となっている。

ただ市場関係者は、この日の基準値が予想を下回ったと指摘。当局は中国の経済ファンダメンタルズとドル安を反映した理にかなった元高を望んでいるとの見方を示している。

キャピタル・セキュリティーズのチーフエコノミストは「中国は輸出に悪影響を及ぼしかねない急激な元高はあまり望んでいない。ただ、米国による為替操作国認定を回避するため、最近の元高局面で大規模な介入を実施していない」と述べた。

中国人民銀行(中央銀行)が12日発表したデータによると、2020年12月の新規人民元建て融資は前月比で減少した。ただ、新型コロナウイルス感染拡大への対応で人民銀が緩和的な政策スタンスを維持したことを受け、20年全体の新規融資は前年に続き過去最高を更新した。

中国国家衛生健康委員会によると、中国本土で12日、新型コロナウイルスの感染者が115人新たに確認された。前日の55人から大幅に増加し、1日当たりの新規感染者としては7月30日以来の高水準だったが、元相場の反応は限定的。

スタンダード・チャータード銀行(香港)の中国マクロ戦略責任者は、輸出競争力に対する懸念が強まっているが、元高局面は終了していないと指摘。中国経済の回復は続いており、来週のバイデン米新政権発足で海外の地政学的なリスクや不透明感が後退する可能性が高いとの見方を示した。

オフショア人民元は1ドル=6.4474元。

1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は6.5817元で、基準値を1.84%下回っている。

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