[13日 ロイター] - 東南アジア株式市場はおおむね上昇。
クアラルンプール市場の総合株価指数KLCIは1.53%高の1636.69と、3営業日ぶりに反発して終了。
アナリストは、マレーシア政府が12日に発令した非常事態宣言によって新型コロナウイルスの感染対策が強化される一方、権力争いに直面する政府にとって政治的リスクの低減にもつながると分析した。
メイバンク投資銀行のリテール調査部門幹部は、この日の株高は過去2日間の下落を受けた「反射的な」反応だったものの、新型コロナワクチンの接種開始や緩和的な財政・金融政策は引き続き株価にとって好ましいとの見方を示した。
ジャカルタ市場の総合株価指数は0.62%高の6435.205。一時2019年7月以来の高値を付けた。
シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)は10カ月ぶりの高値圏で推移し、0.01%高の2977.51で終了。また、バンコク市場のSET指数は約1年ぶりの高値まで上げ、0.48%高の1547.31で終わった。
一方、マニラ市場の主要株価指数PSEiは0.21%安の7242.85で引けた。 (アジア株式市場サマリー)
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