[ 13日 ロイター] - <金利・債券> 米東部時間12時 3分 *先物 清算値 前日比 前営業日 コード 終盤 3カ月物ユーロ 100.55 0.00 100.55 独連邦債2年物 112.27 +0.02 112.25 独連邦債5年物 135.09 +0.22 134.87 独連邦債10年 177.36 +0.92 176.44 物 独連邦債30年 223.68 +3.12 220.56 物 *現物利回り 現在値 前日比 前営業日 コード 終盤 独連邦債2年物 -0.707 -0.020 -0.689 独連邦債5年物 -0.731 -0.042 -0.689 独連邦債10年 -0.532 -0.062 -0.496 物 独連邦債30年 -0.136 -0.075 -0.059 物 ユーロ圏金融・債券市場では、イタリア国債利回りが低下。連立政 権の先行きを巡る不確実性が続いたが、利回りは大幅な下げとなった。 イタリアのコンテ首相は、議会終了までの新たな連立協定に取り組 んでいると記者団に述べた。 12日は11月初旬以来となる10ベーシスポイント(bp)の上 昇となったイタリア10年債利回りはこの日、8bp低下 の0.55%。 5年債利回りは前日に11月半ば以来のプラス圏を付け たが、マイナスに戻した。 アナリストは、前日の相場が政治的な不確実性を反映したものの、 解散総選挙の可能性は高まっていないと指摘。リスクプレミアムが20 16年以来最低となる100bpを下回ったことを受け、投資家が利益 を確定したようだと述べた。 イタリアとドイツの10年債利回り格差は、一時約 1週間ぶりに111bpまで拡大したが、その後106bpとなった。 ダンスケ銀行のチーフストラテジスト、イェンス・ペーター・ソレ ン氏は、「レンツィ(元首相が率いる新党)が連立政権を去れば、内閣 改造の可能性はあるが、イタリア国債への影響は長くは続かないだろう 」と述べた。 ドイツ10年債利回りは5bp低下した。 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀 総裁は13日、ECBは為替相場の動向とそのインフレに対する負の影 響を引き続き注視していると述べた。 ラガルド総裁は「ロイター・ネクスト」会議でインタビューに応じ 、昨年上昇したユーロ相場について「為替レートが物価に与える影響に かなり注意を払っており、今後も引き続き十分に注視していく」と述べ たほか、ECBは特定の為替レートを目標にしていないと確認した。[n L4N2JO2H1] (ーからご覧ください)
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