(表を更新しました) [ニューヨーク 13日 ロイター] - 30年債(指標銘柄 17時05分 95*14.00 1.8239% ) 前営業日終 94*03.00 1.8850% 値 10年債(指標銘柄 17時05分 97*31.50 1.0917% ) 前営業日終 97*18.00 1.1380% 値 5年債(指標銘柄) 17時05分 99*16.25 0.4755% 前営業日終 99*11.75 0.5040% 値 2年債(指標銘柄) 17時02分 99*30.75 0.1450% 前営業日終 99*30.63 0.1470% 値 清算値 前日終値 コード Tボンド先物3月 169*12.00 168*06.00 限 Tノート先物3月 136*24.50 136*12.50 限 米金融・債券市場では国債利回りが低下した。財務省はこの日に実 施した30年債入札で今週予定されていた総額1200億ドルの国債入 札を締めくくったが、一連の入札で長期債に対する強い引き合いが見ら れた。 財務省がこの日に実施した240億ドルの30年債入札では、応札 倍率が2.47倍、最高落札利回りが1.825%。前日の10年債入 札も堅調な需要を集めていた。 国債利回りは先週、バイデン新政権の下で新たな財政刺激策が策定 されるとの期待から大きく上昇。キャンター・フィッツジェラルドの金 利ストラテジスト、ジャスティン・レデラー氏は、利回りの上昇は行き 過ぎていたと指摘。「利回りがこれ以上上昇しないということではない が、少なくとも飽和点には達したように見える」と述べた。 終盤の取引で10年債利回りは1.071%。前日は 1.187%と、約10カ月ぶりの高水準を付けていた。 労働省がこの日に発表した2020年12月の消費者物価指数(C PI、季節調整済み)は前月比0.4%上昇し、市場予想と一致した。 ガソリン価格の大幅な値上がりが物価全体を押し上げ、伸びは前月の0 .2%から拡大。前年比でも1.4%上昇と、前月の1.2%を上回っ た。 インフレを巡っては、セントルイス地区連銀のブラード総裁がこの 日、全ての事象から米国のインフレ率上昇が示唆されていると指摘。た だ、連邦準備理事会(FRB)が先手を打って金融引き締めに着手する ことはないと述べた。 このほかブレイナードFRB理事は、FRBの債券買い入れ規模に ついて、「かなりの間」現行水準に維持されるとの見方を示した。[nL4 N2JO3SU] 14日にはパウエルFRB議長が講演を予定している。 30年債利回りは一時1.807%まで低下。前日は 1.915%と、昨年3月20日以来の高水準を付けていた。 5年債利回りは0.476%と、前日に付けた昨年3月 26日以来の高水準から低下した。 2年債と10年債の利回り格差は94ベーシスポイ ント(bp)に縮小した。 <ドル・スワップ・スプレッド> Last (bps) Net Change (bps) U.S. 2-year dollar swap spread 7.00 -0.75 U.S. 3-year dollar swap spread 6.00 -0.75 U.S. 5-year dollar swap spread 7.00 -0.25 U.S. 10-year dollar swap spread 0.75 0.25 U.S. 30-year dollar swap spread -24.75 0.75 (ーからご覧ください)
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