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独GDP速報値、20年はコロナ禍で5%減 予想ほど落ち込まず

[ベルリン 14日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁は14日、2020年の国内総生産(GDP)が速報値で5.0%減少したと発表した。新型コロナウイルス感染拡大でマイナス成長となったが、政府による大規模対策が一定の下支え効果を示した。

ドイツ連邦統計庁は14日、2020年の国内総生産(GDP)が速報値で5.0%減少したと発表した。ドレスデンで昨年12月撮影(2021年 ロイター/MATTHIAS RIETSCHEL)

減少幅は、ロイターがまとめた市場予想の5.1%減、2009年の金融危機時に記録した5.7%減よりも小幅だった。

2020年のGDPは営業日数調整後では5.3%減。

LBBWのアナリスト、ウーベ・ビュルケルト氏は「大惨事の1年だったが、事前に懸念されていたことを考えると、影響は軽微だったと言えるだろう」と述べた。

内訳では、民間消費が6%減。企業の設備投資も大幅に減少した。

輸出は10%近く減少。輸入は8.6%減。ドイツの巨額の貿易黒字、経常黒字が新型コロナの影響で縮小したことを示している。

増加したのは政府支出と建設のみ。政府支出は3.4%増、建物投資は1.5%増だった。

公的部門の財政赤字は1582億ユーロ(1923億1000万ドル)。対GDP比で4.8%だった。2019年の財政収支は525億ユーロの黒字、対GDP比は1.5%だった。

アルトマイヤー経済相は、今年が景気回復の年になるよう政府はできる限りのことをすると述べたが、全体的な成長率は予想より小幅になる可能性があると慎重な姿勢を示した。

昨年10月時点の政府見通しによると、21年の成長率は4.4%。IFO経済研究所は4.2%と予想している。

*内容を追加しました。

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