(配信時間に応じて内容を更新します) [15日 ロイター] - 終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード 中国 上海総合指数 3566.3778 + 0.4732 + 0.01 3566.2847 3589.2655 3533.7882 前営業日終値 3565.9046 中国 CSI300指 5458.081 -12.375 -0.23 5471.391 5500.635 5390.274 <.CSI30 数 0> 前営業日終値 5470.456 香港 ハンセン指数 28573.86 +77.00 +0.27 28394.37 28667.59 28294.66 前営業日終値 28496.86 香港 ハンセン中国株 11320.53 +21.36 +0.19 11249.24 11367.78 11195.03 指数 前営業日終値 11299.17 韓国 総合株価指数 3085.90 -64.03 -2.03 3153.84 3189.90 3085.90 前営業日終値 3149.93 台湾 加権指数 15616.39 -90.80 -0.58 15987.16 16041.59 15615.11 前営業日終値 15707.19 豪 S&P/ASX 6715.40 +0.10 0.00 6715.30 6752.40 6715.30 指数 前営業日終値 6715.30 シンガポ ST指数 3004.87 +4.87 +0.16 2995.85 3012.53 2991.76 ール 前営業日終値 3000.00 マレーシ 総合株価指数 1627.01 -8.70 -0.53 1637.27 1637.88 1626.25 ア 前営業日終値 1635.71 インドネ 総合株価指数 6373.412 -54.903 -0.85 6447.985 6472.312 6341.25 シア 前営業日終値 6428.315 フィリピ 総合株価指数 7238.46 -34.69 -0.48 7282.26 7297.41 7238.46 ン 前営業日終値 7273.15 ベトナム VN指数 1194.20 +6.80 +0.57 1188.84 1197.74 1188.84 前営業日終値 1187.40 タイ SET指数 1519.13 -16.85 -1.10 1537.03 1544.11 1513.48 前営業日終値 1535.98 インド SENSEX指 49034.67 -549.49 -1.11 49656.71 49656.71 48795.79 <.BSESN 数 > 前営業日終値 49584.16 インド NSE指数 14433.70 -161.90 -1.11 14594.35 14617.45 14357.85 前営業日終値 14595.60 軒並み下落して終えた。投資家らは1兆9000億ドル規模の米経済対策の実現性に注目した。 ジャカルタ市場の総合株価指数は0.85%安の6373.412、バンコク市場のSET指 数は1.1%安の1519.13で終了。いずれの指数も午後の早い段階までに1%前後下落した 。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)による経済低迷とバイデン次期米大統領が提案した追 加経済対策案の実現性に対する懸念から、世界経済の回復期待は抑えられた。 中国では1日の新規感染者数が約10カ月ぶりの水準に増加し、数百万人がロックダウン(都市封鎖) 下にある。一方、米追加経済対策案の詳細が示されたが、予想を上回るものではなかった。法案がどのよう に実現するかをめぐっては、疑念が浮かび上がった。 ANZのアナリストは「景気浮揚策が成功を続けるには、バイデン氏が追加経済対策を議会に可決させ ることができるかと、継続してワクチン普及を拡充できるかどうかにかかっている」と指摘。 タイ中央銀行は、経済見通しが不透明なままであることから、感染拡大の新たな波に伴い成長予測を下 方修正する可能性があると警告した。これを受け、SET指数はさらに下落した。 クアラルンプール市場の総合株価指数KLCIは0.53%安の1627.01、マニラ市場の主要株 価指数PSEiは0.48%安の7238.46でそれぞれ引けた。シンガポール市場のストレーツ・タイ ムズ指数(STI)の終値は0.16%高の3004.87だった。 中国株式市場は軟調。米中関係の緊張や中国国内の新型コロナウイルス感染拡大が圧迫した。週間ベー スでも5週間ぶりの下落となった。 上海総合指数終値は0.4732ポイント(0.01%)高の3566.3778。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 終値は 12.375ポイント(0.23%)安の5458.081。 週間では上海総合指数が0.1%安、CSI300指数が0.7%安となり、いずれも5週間ぶりに下 落した。 生活必需品株が2.1%安、酒造株が3.4%安と下げが目立った。 週間 でも生活必需品株は5.6%、酒造株は8%下落した。 中国フォーチュン・セキュリティーズはリポートで、酒類メーカー全体の株価収益率(PER)は66 倍と2010年末時点の2倍になっていると指摘。非常に高水準となっている一部の有力企業の株価が適切 かどうについて、市場参加者は業績を確認した上で時間をかけて判断する必要があるとの見方を示した。 銀行株はしっかり。2020年の決算は新型コロナ禍にもかかわらず堅調な予想が相次いでいる。 香港株は続伸し1年ぶりの高値で引けた。相互取引を通じた中国本土からの資金流入が続いており、週 間ベースでは3週間連続で上昇した。 ハンセン指数終値は77.00ポイント(0.27%)高の2万8573.86と2020年1 月17日以来の高値を記録した。 ハンセン中国企業株指数(H株指数)終値は21.36ポイント(0.19%)高の1万13 20.53。 週間ではハンセン指数が2.5%高、H株指数は3.3%高となり3週間連続の上昇となった。 リフィニティブのデータによると、中国本土の投資家による相互取引を通じた香港株投資は15日、1 40億元(21億6000万ドル)の買い越しだった。 またトランプ米政権による投資禁止措置を受けて値下がりした中国企業株を、アジアや欧州の投資家が 物色しつつある。 好決算期待から金融株が上昇をけん引した。 一方トランプ政権に投資禁止の対象となる中国軍関連企業に指定された小米は10.3%下 落した。 ソウル株式市場は反落。主力大型株が下げを主導し、2カ月超ぶりの下落幅となった。利食いと海外勢 による売りが、米追加経済対策案に関する楽観論を打ち消した。 総合株価指数(KOSPI)の下落幅は昨年10月30日以来の大きさ。序盤では一時、1. 3%上昇していた。週間では2.10%下落。連続上昇は10週で終わった。 主力銘柄の多くが下落した。半導体大手サムスン電子は1.9%、SKハイニックス<0006 60.KS>は2.3%それぞれ下げた。LG化学は3.1%安、現代自動車は4.2% 安だった。 外国人投資家は7617億ウォン(6億9322万ドル)相当の売り越し。 韓国中央銀行はこの日、政策金利の据え置きを発表。政策の焦点が、当初の景気回復に向けた緊急支援 の必要性から、過熱する株式相場や家計の借金増大に伴うリスクの高まりに移行していることが背景にある 。 シドニー株式市場は上昇後に値を消し、横ばいで終えた。投資家らはバイデン次期米大統領による巨額 の追加経済対策案を好感した。ただ、オーストラリア国内のヘルスケア株が軟調で、指数の重しとなった。 S&P/ASX200指数は週間で0.6%の下落。 マーカストゥデー・フィナンシャル・ニュースレターの上級アナリストのヘンリー・ジェニングス氏は 「さらなる刺激策と長期的な低金利などを踏まえると、今のところ相場は上昇を続ける。このため弱気すぎ る相場にはなりづらい」との見方を示した。次に警戒する要因として企業決算を挙げ、特に業績見通しが重 要になるだろうと加えた。 豪国内では、新型コロナウイルスの新規感染者0人の状況が2日続く見込みとなった。各州が早期に制 限措置を緩和するとの期待もセンチメントを押し上げた。 鉱業株指数は0.8%高。中国で新たに制限措置が導入される中、需給引き締まりへの懸念で 鉄鉱石先物相場が上昇したことを受けた。 米フィンテック新興企業アファーム・ホールディングスの好調な上場を受け、後払い型決済サービスの アフターペイは10%高。ほぼこの要因だけでハイテク株指数は2.6%上昇した。 半面、輸出に依存するヘルスケア株指数は、過去5営業日のうち4日目の下落となった。パウ エルFRB議長が金利に関しハト派的な立場を示し、ドル安になったことが背景。 (リフィニティブデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)
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