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トルコ大統領、高金利に懐疑的見方 リラ一時約2%下落

[イスタンブール 15日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領は15日、インフレ抑制には高金利は効果がないと指摘し、利下げが解決策だとの持論を改めて示した。エルドアン氏の発言を受けて、通貨リラは一時、2%近く下落した。

エルドアン氏は「高金利はどこにも行きつかない。為替相場の安定はインフレ対策で重要な役割を担うが、本当の課題は利下げによりインフレを抑制することだ」と指摘。「米国や日本の金利はゼロだ」とし、「一方、われわれは高金利を誇っているような状態だ」と述べた。

エルドアン氏の発言は、金融引き締め政策へのけん制とも受け取れるとアナリストは指摘する。

トルコは11月に就任したアーバル中銀総裁の下、引き締め策でインフレに対応している。アーバル氏による合計675ベーシスポイント(bp)の利上げで政策金利は17%となった。

トルコでは昨年、リラが対ドルで約20%下落した。ただ、11月以降、高利回りを追及する700億ドル相当の海外マネーが流入し、リラは10%ほど回復した。

ピクテ・アセット・マネジメントの資産運用担当者は、このところリラは投資家に選好されていたが、リラの長期見通しを超強気にするにはまだ課題が多い、と指摘する。

中銀は1月21日に次回政策会合を開く。ロイターがまとめたアナリスト調査では金利据え置きが見込まれている。

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