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就任式前に全米の州都が厳戒態勢、実際のデモ隊はごく少数

[ハリスバーグ(ペンシルベニア州)/ランシング(ミシガン州) 17日 ロイター] - 20日のバイデン米次期大統領の就任式を前に、首都ワシントンと全米50州の州都にある州議会議事堂周辺では17日、厳戒態勢が敷かれた。

トランプ大統領の支持者が激しい抗議活動を行うとの懸念があるものの、この日実際に集まったデモ隊はごく少数にとどまった。

今月6日にワシントンの連邦議会議事堂にトランプ支持者が乱入した事件を受け、連邦捜査局(FBI)はこれまでに、20日の就任式を前に武装したデモ隊による抗議活動が計画されている可能性を警告しており、多数の州が警備を強化するために州兵を動員している。

17日は、極右を中心とする反政府運動「ブーガルー」が数週間前から全50州でのデモ集会を計画していたため、当局は特に厳重な警備が必要と考えていた。ただ、同日夜までに各州都に集結したデモ隊はごく少数で、治安当局やメディア関係者の人数が大きく上回った。

ペンシルベニア州の州都ハリスバーグの州議会議事堂の警備を担当する一般調達局の報道官は「何も起きなかった。安心した」と述べた。

ハリスバーグに集まった数人のトランプ支持者の1人、アレックスさんは「不正2020」と書かれたパーカーを着て、昨年11月の大統領選は盗まれたと主張。ただ、この日は「何も起きていない」と語った。

警察は大規模な集会を警戒して道路を封鎖していたが、この日遅くに封鎖を解いた。

ミシガン州都ランシングの州議会議事堂の近くに集まったデモ隊も10数人にとどまっており、その中の数人はライフル銃を持っていた。周辺の道路は閉鎖され、企業の事務所は激しいデモに警戒して窓に板が打ち付けてあった。

夕方までに州議会議事堂周辺から人影は絶えた。

首都ワシントンの中心部はほとんどの場所から人影が消え、ゴーストタウンと化した。道路は封鎖され、中心部一帯に張り巡らされた検問所には銃を持った州兵の姿があった。

一部の武装集団と過激派団体は、デモ活動に参加すれば当局に拘束されるリスクがあるとして、組織の信奉者に対して週末は自宅に待機するよう促していた。

*情報を追加します。

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