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上海外為市場=人民元、一時1週間ぶり安値 GDP統計で下げ渋る

[上海 18日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで一時1週間ぶりの安値に下落した。ドルの上昇が背景だが、中国の良好な国内総生産(GDP)や企業のドル売り増加が下値を支える要因になっている。

中国国家統計局が18日発表した2020年第4・四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比6.5%増加し、ロイターがまとめたエコノミスト予想(6.1%増)を上回った。

人民元はGDP統計を受けて安値から戻した。

国内市場の元は1ドル=6.4793元で取引を開始。一時1月11日以来の安値となる6.4919元まで下落したが、中盤には6.4858元まで戻した。

オフショア人民元は中盤時点で1ドル=6.49元。

昨年12月初旬以降、オフショア人民元は国内市場の人民元を上回る水準で推移していたが、この日は逆転している。1日の取引レンジが設定されていないオフショア人民元相場は、市場参加者の見方をより正確に反映しているとの声が多い。

市場関係者は、国内市場の人民元がこの日、オフショア人民元を上回ったことについて、人民元高の勢いが目先、失速する兆候ではないかと話している。ただ、長期的には元高が進むとの見方は根強い。

OCBC銀行(シンガポール)の大中華圏調査部門トップは「ドルの見通しは強弱まちまちだが、ドル/元は6.2ー6.3元を試す可能性がある。昨年の元高の主因は長期的なファンダメンタルズだったが、ファンダメンタルズに今も変化はない」と述べた。

一部の市場関係者によると、来月11日からの春節休暇を控えて、ドルを元に両替したほうがよいのか、という法人顧客からの問い合わせが増えている。こうした両替の動きが広がれば、元高要因となる。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の基準値を2週間ぶり安値の1ドル=6.4845元に設定。前日基準値(6.4633元)との比較で212ポイント(0.33%)の元安水準だった。

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