for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

上海外為市場=人民元上昇、イエレン氏の米議会公聴会に注目

[上海 19日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は、対ドルで前日の2週間ぶり安値から反発した。各国投資家はバイデン米次期政権の政策を見極めようとしている。

米議会上院では新政権の財務長官に指名されたイエレン連邦準備理事会(FRB)前議長の承認公聴会が19日に予定されている。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、イエレン氏は、市場が決定する為替レートへのコミットメントを確認するとともに、ドル安を目指さないと明言するとみられる。

ドル指数は90.668。

中国人民銀行(中央銀行)は、この日の基準値を1月4日以来の元安となる6.4883元に設定。前日人民元は2週間ぶり安値で取引を終了した。

国内市場の元は1ドル=6.4899元で取引を開始。中盤時点では6.4868元と前日比53ポイントの元高水準。

オフショア人民元は6.4925元。前日終値は6.4960元。

ドル安に加え、流動性のタイト化が国内の人民元を押し上げていると市場関係者は指摘する。ただ、来月の旧正月休暇を前に、人民銀行はセンチメントを安定させるため流動性を供給すると予想されている。

銀行間借り入れ金利が前日大幅上昇するなか、人民銀行はこの日、差し引き750億元(116億ドル)を銀行システムに供給した。ネットの資金供給額としては年初から最大。

上海銀行間取引金利(SHIBOR)は2.236%と、11月16日以来の高水準を付けた。

ある国内銀行のトレーダーは、短期的に人民元はドル相場に連動し、人民元相場の明確な基調は見通せないと指摘する。

ただ、第4・四半期の国内経済成長率が底堅い数字となり、当局の引き締め余地は拡大。人民元は2021年も上昇すると見込まれている。

ユニオン・バンケール・プリヴェのアジア担当シニアエコノミスト、カルロス・カサノバ氏は、当局は2021年も金融のレバレッジ解消に焦点を当て、米中債券の名目スプレッドは拡大すると予想。

「スプレッド拡大は中国の資産クラスへの資金流入につながることから、(レバレッジ解消は)緩やかな人民元高を後押しする」と説明した。

オフショアの1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は6.6285元。

※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up