for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

UPDATE 1-トランプ氏が退任の言葉、「新政権に幸運祈る」 バイデン氏に言及せず

(トランプ氏のメッセージなど追加しました)

[ワシントン 19日 ロイター] - トランプ米大統領は19日、20日の退任を前にビデオメッセージを発表し、この中で外交面での自らの功績をたたえるとともに、「新政権に幸運を祈る」と述べたが、新大統領に就任するジョー・バイデン氏の名前には言及しなかった。

トランプ氏は昨年の大統領選での敗北を認めることを拒み続け、20日の政権交代前にバイデン氏と会う予定はなく、就任式にも出席しない。就任式に前任の大統領が出席しないのは極めて異例だ。

トランプ氏はメッセージで「今週、新政権が発足する。新政権の下で米国の安全と繁栄が維持されることを祈る」とする一方、「20日正午に新政権に権限を移譲するに当たり、われわれが始めた動きはまだ始まったばかりだということを知っておいてほしい」とも語った。

「米国を再び偉大にする」とのスローガンを掲げて2016年の大統領選に勝利したトランプ氏だが、4年間の政権運営で主要な同盟国との関係は悪化、自らがリスクを過小評価していた新型コロナウイルス流行で国内ですでに40万人以上が死亡、経済も低迷している。

トランプ氏は退任メッセージで「われわれが直面する最も重大な危機は、われわれ自身と国家の偉大さへの自信の喪失だ」と述べた。

今月6日、トランプ氏が集会で大統領選で不正があったと主張し、バイデン氏の大統領選勝利認定手続きを行っている連邦議会議事堂まで行進するよう支持者に呼び掛けた後、支持者が議事堂に乱入し、5人の死者が出た。

下院は13日、事件を受け、反乱を扇動したとして大統領を弾劾訴追する決議案を可決。トランプ氏は2回の弾劾訴追を受けた史上初の米大統領となった。トランプ氏の退任後、上院で弾劾裁判が開かれる予定だ。

トランプ氏は退任メッセージで乱入事件に触れ、「政治への暴力はわれわれが米国人として大切にするすべてへの攻撃だ。けっして容認されない」と述べた。

ツイッターが事件後、暴力をあおるリスクを理由にトランプ氏のアカウントを永久停止したことについて、トランプ氏は直接言及しなかったが、自由な言論ができないことへの不満を口にした。

一方、トランプ氏は自身の政権運営について「選ばれた大統領として、最も厳しい戦いに挑み、最も難しい選択をしてきた」と強調。トランプ政権が仲介した中東和平合意を成果に挙げ、外交政策を称賛し、「われわれは同盟関係を強化し、中国に立ち向かうよう他の国々にかつてないほど働き掛けてきた」と語った。

さらに、「過去数十年で初めて、新たな戦争を始めなかった大統領であることを特に誇りに思う」と述べた。

トランプ氏は20日の就任式を欠席し、フロリダに航空機で向かう予定。

※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up