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上海外為市場=人民元上昇、イエレン氏が刺激策拡充提唱でドル下落

[上海 20日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は上昇。米国のバイデン新政権の財務長官に指名されたイエレン連邦準備理事会(FRB)前議長が19日の上院公聴会で大規模な追加刺激策を呼び掛けたことで、ドルが下落した。 中国人民銀行(中央銀行)は、この日の元の基準値(中間値)を前日から47ポイント元高の1ドル=6.4836元に設定。

国内市場の元は1ドル=6.4760元で取引を開始。中盤時点では6.4709元と前日比91ポイント元高の水準にある。

トレーダーによると、イエレン氏の財政出動に関する発言でリスク選好度が押し上げられた一方、市場の注目はバイデン新政権の経済政策と対中政策にシフトしたもよう。

イエレン氏は19日、上院財政委員会が開いた指名承認公聴会で、議員に対し、追加の新型コロナウイルス対策で「大きく行動」するよう呼び掛け、債務拡大につながっても恩恵は代償を上回るとの考えを示した。

同氏はまた、中国は明らかに米国の最も重要な戦略上の競争相手との考えを示すとともに、バイデン政権は中国の「不平等で不法な」慣習に対応していくと表明した。

バイデン新政権の国務長官に指名されたブリンケン元国務副長官も19日、上院外交委員会の指名承認公聴会で、トランプ政権の対中強硬政策について、全ての手法に賛同しているわけではないが、正しかったとの見方を示した。

バイデン新政権の情報機関を統括する国家情報長官(DNI)に指名されたヘインズ元中央情報局(CIA)副長官は19日、上院情報委員会の指名承認公聴会で、中国の脅威に対し米国は「積極的なスタンス」で対応する必要があると語った。

光大新鴻基の外為ストラテジスト、ブルース・ヤム氏は「基本的に米中関係は蜜月時代には戻らないだろう。バイデン政権はおそらく、特に通信分野での中国企業に対する制限を維持するとみられる」と指摘した。

人民銀行は20日、銀行の貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)を市場の予想通り9カ月連続で据え置いた。 オフショア人民元は1ドル=6.4701元。

オフショアの1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は6.6146元。

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