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ユーロ圏金融・債券市場=イタリア・スペイン利回り上昇、ECB理事会受け

    [アムステルダム/ロンドン 21日 ロイター] - 
 <金利・債券>                                         
 米東部時間11時                                         
 59分                                       
 *先物          清算値  前日比   前営業日  コード
                                      終盤  
 3カ月物ユーロ  100.55    0.00     100.55         
 独連邦債2年物  112.25   -0.03     112.28          
 独連邦債5年物  135.01   -0.17     135.18          
 独連邦債10年  176.80   -0.65     177.45          
 物                                         
 独連邦債30年  221.00   -2.42     223.42          
 物                                         
 *現物利回り    現在値  前日比   前営業日  コード
                                      終盤  
 独連邦債2年物  -0.693  +0.012     -0.708            
 独連邦債5年物  -0.694  +0.025     -0.739            
 独連邦債10年  -0.491  +0.037     -0.559             
 物                                         
 独連邦債30年  -0.078  +0.045     -0.121             
 物                                         
 
    ユーロ圏金融・債券市場では、イタリアとスペインの10年債利回
りが11月初め以来の水準に上昇した。欧州中央銀行(ECB)が定例
理事会で、新型コロナウイルス危機を受けたパンデミック緊急購入プロ
グラム(PEPP)の利用枠を全て利用しない可能性があると指摘した
ことが背景。
    ECBは21日の理事会で中銀預金金利をマイナス0.50%、主
要政策金利を0.00%に据え置き、PEPPを1兆8500億ユーロ
の規模に維持すると予想通り決定した。
    しかし、政策決定で「PEPPの購入枠を使い切らない資産購入フ
ローで好ましい資金調達条件を維持できれば、その枠を全て使用する必
要はない」と表明した。
    ECBはこれまでも同様の発言をしてきたが、今回は声明文に文言
を盛り込んだことで、改めて注目された。
    ノルデアのチーフ外為・金利ストラテジスト、アンドレアス・ステ
ノ・ラーセン氏は「小さな変化があると、市場はそれに注目する傾向が
ある」と指摘。文言に目新しいものはなかったが、声明に盛り込まれた
のは、タカ派がそれを望んでいたからだろうと述べた。
    これを受け、債券買い入れで最も恩恵を受けるイタリアとスペイン
の10年債利回りは11月初め以来の高水準を付け、イタリア10年債
利回りは9ベーシスポイント(bp)上昇の0.674%
、スペイン10年債利回りは6bp上昇の0.14%とな
った。
    ドイツ10年債利回りはマイナス0.486%と、8
日ぶり高水準となった。
    PEPPは限度額まで利用されないかもしれないが、再調整される
可能性はあるとラガルド総裁が強調したことで、利回りはこの日の最高
水準から一時下げたものの、会見後に再び上昇した。
    12月の経済見通しをおおむね据え置く一方で、成長リスクは引き
続き下向きに傾いてはいるものの顕著ではないとラガルド総裁が指摘し
たことも、利回り上昇を支援した可能性がある。
    

    
 (ーからご覧ください)
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