[東京 22日 ロイター] -
<09:33> ドル103円半ば、クロス円は高値圏で売買交錯
日経平均は寄り付き直後から200円を超える下げとなり、クロス円は前日来の高値圏で売買が交錯している。予想を上回った消費者物価指数(CPI)を受けて、朝方に一時買われたNZドルも、74円半ばで上値が押さえられている。
英タイムズ紙は21日、日本政府が新型コロナウイルスのため東京五輪を中止せざるを得ないと非公式に結論付けた、と報じた。「現時点で開催がどの程度、株価に織り込まれているのか判然としない部分はあるが、中止や延期が市場心理を冷やし、高値圏にある株価にどう影響を与えるかは注目」(アナリスト)という。
ドルは103円半ばでもみあい。
<08:01> ドル103.10─103.80円の見通し、株高一服に警戒
きょうの予想レンジはドル/円が103.10―103.80円、ユーロ/ドルが1.2100─1.2200ドル、ユーロ/円が125.40―126.50円付近。
米株が一時、続伸し最高値を更新する中、ドルと円が売られる展開は前日も変わらず。クロス円の底堅さが目立った。
ただ、米株が引け間際に上げ幅を急速に縮小、ダウ平均がマイナス圏へ下落したことに警戒する声が出ている。「新政権誕生の祝賀ムードが一巡すれば、材料出尽くしで米株が調整に入る可能性もある」(トレーダー)といい、アジア株が伸び悩めば、クロス円の上値で売買が交錯しやすくなりそうだという。
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