[東京 22日 ロイター] - <15:30> 新興株市場は小じっかり、マザーズ市場で物色広がる 新興株市場は小じっかり、日経ジャスダック平均は5日続伸、東証マザーズ指数は3 日続伸した。市場からは「日経平均がさえない動きとなる中、個別の材料を手掛かりにマ ザーズ市場で中小型株の物色が活発になったようだ」(国内証券)との声が聞かれた。 日経ジャスダック平均は、前営業日比0.27%高。個別では、イメージワン<2667. T>が一時ストップ高となったほか、ウエストホールディングス がしっかり。東映 アニメーション は連日の昨年来高値を更新した。一方、エム・エイチ・グループ 、三光産業 はさえない。 マザーズ指数は、前営業日比0.64%高。個別では、JTOWER が連日 の昨年来高値を更新したほか、BASE もしっかり。半面、メドレー 、 メルカリ などは安い。 <14:14> 日経平均は下げ幅縮小、東京五輪めぐる報道の影響は限定的との声 日経平均はやや下げ幅を縮小。売り買いが交錯し、前営業日比70円ほど安い2万8 600円台後半で方向感のない動きが続いている。市場からは「材料出尽くし感があるこ とに加え、週末を控えており、動意に乏しい展開となっている」(国内証券)との声が聞 かれた。 また、朝方から東京五輪を巡る情報が交錯しているが、「マーケットに与える影響は 限定的ではないか」(同)との指摘もあった。 <12:53> 日経平均は後場さえない、市場の関心は企業決算へ 後場に入り、日経平均はさえない展開となっている。前営業日比90円ほど安い2万 8600円台半ばで推移。「来週以降、本格化する企業決算発表にマーケットの関心が向 かっている」(国内証券)との声が聞かれ、「7―9月期の決算では機械、電気機器、自 動車などの回復が目立ったが、今回は小売や流通など、出遅れた業界の回復がみられるか が焦点になる」(同)という。 <11:40> 前場の日経平均は反落、週末と高値警戒感からさえない動きに 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比109円87銭安の2万8646円9 9銭となり、反落。週末で利益確定売りが目立ったほか、テクニカル面で高値警戒感も生 じていることから終始さえない動きとなった。 21日の米国株式市場は、S&P総合500種 とナスダック総合 が終 値で最高値を更新。労働市場の回復が緩慢なことを示す経済指標を受け、バイデン新政権 による新型コロナウイルス追加経済対策への期待が広がった。 ただ、日本株は前日に30年ぶりの高値水準で引けた後だけに、警戒感が生じている こともあって、売り優勢でスタート。下値での買いニーズが強いために下げ渋ったが、終 始マイナス圏でもみあう動きとなった。 市場では「米国市場で、好決算を発表しながら伸び悩む銘柄が目立つため、スピード 調整が警戒されている。週末で利益確定売りが出やすいことも気にされ、様子見ムードに 支配されているようだ」(東海東京調査センター・シニアストラテジストの中村貴司氏) との声が聞かれる。 TOPIXは0.19%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆2429 億2300万円となった。東証33業種では、鉱業、鉄鋼、保険業などが下落し、海運業 や石油・石炭製品の上昇が目立つ。 個別では、ソニー 、東京エレクトロン など主力銘柄が総じてさえな い。半面、任天堂 、パナソニック などが堅調に推移した。 東証1部の騰落数は、値上がりが707銘柄、値下がりが1360銘柄、変わらずが 115銘柄だった。 <10:59> マイナス圏で戻り歩調、週末で様子見ムードが強まる 日経平均はマイナス圏で推移しながらも、戻り歩調となっている。下値は底堅さを感 じさせるものの、週末とあって様子見ムードが強まっており、上値取りの動きも慎重な様 子だ。 市場では「ビッドコインの下落なども心理的に悪影響を及ぼしている。売り一巡後は 下げ渋ったが、週末で新たなポジションを取ろうとする動きもみられない」(国内証券) との声が聞かれる。 <09:59> 日経平均はマイナス圏でもみあい、来週の企業決算を控え様子見 日経平均は一時前営業日比229円70銭安の2万8527円16銭で安値を付けた 後は下げ渋り。マイナス圏でのもみあいとなっている。現在、前営業日比150円ほど安 い2万8600円近辺。来週から本格化する企業の決算発表が意識されるなか、積極的な 買いは手控えられている。 指数寄与度の高い銘柄では、ソフトバンクグループ 、東京エレクトロン<803 5.T>が売られ、アドバンテスト 、資生堂 が買われるなど、まちまちの展 開。 新興株市場では日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数がしっかりとした動きとな っている。市場では「日経平均が2万9000円を手前に高値圏でもみあうなか、個別の 循環物色が継続している。きょうは中小型株が堅調な動きとなっているようだ」(国内証 券)との声が出ていた。 <09:10> 寄り付きの日経平均は反落、利益確定売りが優勢 資生堂は5%超 高 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比176円66銭安の2万8580 円20銭となり、反落した。オーバーナイトの米国株式市場はS&P総合500種 とナスダック総合 が終値で最高値を更新したものの、日経平均は前日に終値ベー スでバブル崩壊後の高値を更新したこともあり、利益確定売りが優勢の展開となっている 。 東証33業種では、保険業、鉄鋼、医薬品、その他製品、陸運業などの31業種が値 下がり。値上がりはゴム製品の1業種となっている。個別では資生堂 が大幅に 反発し、5%超高での推移となっている。 <08:40> 寄り前の板状況、ファーストリテは売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、ソニー 、ホンダ 、キヤノ ン が売り優勢、トヨタ自動車 、東京エレクトロン 、ソフトバン クグループ が売り買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング は売り優勢、ファナック<6954. T>は売り買い拮抗。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナン シャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ が売り買い拮抗となっ ている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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